開幕戦デビューの久保裕也、地元メディアが高評価「チームを強化できる」
2018年8月29日(水)11時27分 サッカーキング
28日付の地元紙『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』は、選手採点を掲載。久保はチーム最高点タイの「3」(6段階評価、最高点は1)を与えられた。「日本人選手が創造的な司令塔になる可能性を見て取れる。サイドには彼にとって自由なスペースがなく、パスの送り先がないことも頻繁にあった」と指摘されており、最適なポジションを見つけることが急務とされているようだ。
また、同紙はさらなる攻撃陣の補強も不可欠だと指摘。新戦力に求められる条件は「久保のような選手」だという。同紙は、わずか4日間の練習で順応してみせた久保の適応力を高く評価。「容易にチームに溶け込み、高い攻撃力を備え、すぐにチームを強化できる」存在と久保を形容し、さらなる補強選手にも同じ特長が求められるという。
久保の獲得交渉を進めたマネージャーのアンドレアス・ボルネマン氏は、「久保はウイングの選手ではないが(それにも関わらず)彼がチームを助けてくれることはすぐに見て取れたはずだ」と期待通りの能力を示したことに満足していると明かした。今後は、中央のポジションで起用することも示唆している。
新天地で上々のスタートを切った久保。今後、さらなる活躍に期待がかかる。