MotoGP:ホンダで初のエンジンブローでリタイアとなったマルケス。「ドビと争えると思っていた」

2017年8月31日(木)17時36分 AUTOSPORT web

 MotoGP第12戦イギリスGPの決勝レースでエンジンブローによりリタイアに終わったマルク・マルケスがレース後、エンジンブローが発生したときの様子について語った。


 イギリスGPをポイントリーダーで迎えたマルケスはポールポジションからスタート。1コーナーでバレンティーノ・ロッシにオーバーテイクされると、続いてマーべリック・ビニャーレス、そしてアンドレア・ドビジオーゾにポジションを奪われ一時は4番手の走行となる。


 しかし中盤には再び3番手にポジションを回復。2番手のドビジオーゾに続き先頭を走るロッシを追いかけていた14周目、マルケスの駆るRC213Vが突然のエンジンブロー。マルケスは白煙を上げるマシンでコースアウトしゆっくりと停止。リタイアを喫することとなった。


 このリタイアによりマルケスはランキング2番手に後退。残り6戦を残し、9ポイント差でランキングトップをドビジオーゾに明け渡した。


「今日は本当に不運だった」とレース後、マルケスは語った。


「バイクのフィーリングはよかったし、僕はレースと、タイヤをコントロールしようとしていた。前日よりも気温が上がっていたから、特にフロントタイヤをかばっていたんだ」


「僕はドビがビニャーレスとロッシよりも調子がいいと感じていたし、僕はドビと争えると思ってた。突然、ストレートでエンジンブローが起こったときまではすべてうまくいっていたんだよ」


「エンジンブローは残念だけど、レースでは起こりうることだ。それに、僕がホンダでこのトラブルを経験したのは初めてだった」


「ポジティブなことは、僕らがこのサーキットで速かったということで、まだチャンピオンシップで可能性があるということ。今日はノーポイントだったけど、バイクのフィーリングはいいし次のレースが楽しみだよ」


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