ディクソン、第13戦アラゴンGPもペトロナス・ヤマハSRTから出場。マクフィーはMoto2デビュー/MotoGP

2021年9月2日(木)20時34分 AUTOSPORT web

 9月2日、ペトロナス・セパン・レーシング・チームは、MotoGP第13戦アラゴンGPでもフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)の代役としてMotoGPクラスでジェイク・ディクソンを起用すると発表した。また、ディクソンの代役としてMoto2クラスにジョン・マクフィー、マクフィーの代役でMoto3クラスにシャリフディン・アズマンを参戦させる。


 第12戦イギリスGPから、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのMotoGPテストライダーを務めているカル・クラッチローが、ヤマハとの契約を即時終了させたマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)のシートで参戦している。

ジェイク・ディクソン(ペトロナス・ヤマハSRT)/2021MotoGP第12戦イギリスGP


 それまで、怪我で欠場しているモルビデリの代役をギャレット・ガーロフやクラッチローが務めていたが、第12戦イギリスGP以降はシートが空くことからPetronas Sprinta RacingからMoto2クラスに参戦しているディクソンが急きょ代役として、母国でMotoGPデビューを果たした。


 そして今回、9月10〜12日にスペインのモーターランド・アラゴンで開催される第13戦アラゴンGPでもディクソンがモルビデリの代役を務めることが決まった。

2021Moto3:ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)


 また、ディクソンのシートにはMoto3ライダーのジョン・マクフィーが着き、Moto2クラスデビューを果たす。そして、マクフィーのシートにはMoto3ジュニア世界選手権に出場しているシャリフディン・アズマンが着くこととなった。

2021MotoGP第13戦アラゴンGPでMoto3クラスを走るシャリフディン・アズマン


 チーム代表のラズラン・ラザリは「現在のチームのダイナミックな状況は、我々のライダーや新しい才能ある若者にエキサイティングなチャンスを与えている」とコメントした。


「イギリスGPでのジェイク(・ディクソン)のMotoGPデビューには満足しているから、アラゴンGPではMotoGPクラスで学習を続ける機会を与えたいと思っている」


「これにより、Moto2のシートに空きができたので、ジョン(・マクフィー)にシートを譲りMoto2デビューする。そして、FIM CEVからシャリフディン・アズマンに彼のシートを貸すことになった」


「アズマンは、FIM CEVのバルセロナで1勝しており、Moto3でのレベルを決めるための経験を積むには絶好のチャンスだと思う。私たちは、若いライダーに経験を積ませることができるという期待に胸を膨らませており、彼らの成功を願っている」

MotoGPデビューを果たしたジェイク・ディクソン(ペトロナス・ヤマハSRT)とファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2021MotoGP第12戦イギリスGP

AUTOSPORT web

「MotoGP」をもっと詳しく

「MotoGP」のニュース

「MotoGP」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ