琢磨を交わせず2位に終わったハンター-レイ「誤った情報で勝利を失ってしまった」

2018年9月3日(月)15時6分 AUTOSPORT web

 2日に決勝レースが行われたインディカー・シリーズ第16戦ポートランド。2ストップ作戦に変更し、優勝した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)に迫ったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、勝てるレースだったと後悔を語った。


 予選ではファストシックスに3台が進み、ポートランドではチーム全体で好調だったアンドレッティ・オートスポート。5番手スタートとなったライアン・ハンター-レイは、レース途中で燃費走行に変更。2ストップ作戦で戦うストラテジーを選択した。


 最後のスティントでは、1秒弱のギャップで琢磨を追い続けたハンター-レイ。最後は琢磨にあと一歩と迫ったが、実際にはもっと早くプッシュすることができたとレース後に後悔している。


「今日は勝つクルマを持っていたけど、僕たちはそれを捨ててしまった。正しい燃料を持っていたんだ。けど、ピットレーンでミスコミュニケーションが起きてしまった。琢磨がピットレーンから出てきて、彼は燃料をセーブしていたので僕はプッシュしなかった」


「その誤った情報が僕たちのレースを無駄にしてしまった。今はかなりがっかりだよ。勝てるクルマを持っていたことをわかっていた。燃焼をセーブするために懸命に努力して、要求された距離を作ることができたが、最終的にそれをペイすることはできなかった」


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