大会最終戦でカーボベルデを下しパリ五輪出場決定!海外メディアも「史上最高の成績」と日本を称賛【バスケW杯】

2023年9月3日(日)6時44分 ココカラネクスト

まさに大黒柱というべき活躍を見せたホーキンソン。海外メディアも高く評価した(C)Getty Images

 9月2日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の順位決定リーグ戦グループOの日本代表(世界ランク36位)対カーボベルデ代表(同64位)が行われ、80-71で日本が勝利、今大会3勝目を挙げた。これにより、今大会での日本のアジア最上位が確定し、パリ五輪出場権を獲得した。

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 日本は、一進一退の攻防となった第1クオーターを17-19と2点ビハインドで終えるも、第2クオーターでは富永啓生、ジョシュ・ホーキンソンの3Pシュートなどで得点を重ね、50‐37とリードで試合を折り返した。

 後半でも点差を広げた日本は一時、20点差とするも、最終第4クオーターに入りカーボベルデが執念の追い上げを見せ13点を連取。この間、日本は得点を奪えずに一気にその差を縮められ、残り1分余りで74‐71と3点差にまで迫られた。

 しかし、そこから日本はホーキンソンが奮闘、最後は試合を決定付ける3Pシュートを決め、80‐71として試合終了。ホーキンソンは渡邊雄太とともにフル出場を果たし、攻守で身体を張り、勝利に大きく貢献した。

 日本が48年振りに自力での五輪出場を決めたこの試合の結果は、海外メディアでも大きく報じられており、その中では、やはりチームを支え続けた立役者の存在にフォーカスしている。

 ブラジルスポーツサイト『The Playoffs』では試合終了から間もなく日本の勝利を報じた。同サイトは「ホームの大観衆の前で、日本は試合の大半を支配し、80-71で勝利した。5試合で3勝という史上最高の成績を収め、ワールドカップを締めくくった」とチームの勝利を称え、「日本が五輪出場をコート上で決めたのは1976年モントリオール大会以来」とも綴っている。

 その上で、ホーキンソンのパフォーマンスにも触れており「カーボベルデ戦で目立ったのはジョシュ・ホーキンソンで、29得点、7リバウンドを記録した。ホーキンソンは平均21.0得点、10.8リバウンドを記録し、日本代表の得点とリバウンドのトップに立った」としてこの日のゲーム、さらに大会全体でのスタッツも伝えている。また「ワタナベとホーキンソンは1秒たりとも休むことなく、ホームチームはプレスを続けた」とコートに立ち続けた2人の奮闘を評した。

 ゲーム最終盤まで追い上げられるという苦しい展開となったものの、この日も選手それぞれが土壇場で底力を発揮し、貴重な勝利を手繰り寄せた。ワールドカップ3勝という過去最高の結果を残したことにより、来年のパリ五輪でさらなる歓喜への期待も膨らむこととなった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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