7度のF1王者シューマッハーのドキュメンタリー映画が配信へ「公私両方の世界を描いた作品」とマネージャー

2021年9月9日(木)12時29分 AUTOSPORT web

 Netflixは、7度のF1チャンピオン、ミハエル・シューマッハーのドキュメンタリー映画の配信を今月予定している。


 権利を取得したNetflixは数年にわたって制作を続け、『シューマッハ』というシンプルなタイトルをつけたドキュメンタリー映画を作り上げた。制作にはシューマッハーの家族に加え、アストンマーティンF1チームのドライバーであるセバスチャン・ベッテルらF1関係者らが協力している。配信は2021年9月15日が予定されている。


 妻コリーナ、息子のミック、娘のジーナ・マリーは、この映画をミハエルに捧げることを望んだと、シューマッハー家のマネージャーを務めるサビーネ・ケームは語っている。


「ミハエル・シューマッハーはレーシングドライバーのプロフェッショナルなイメージを再定義し、新たな基準を設定しました」とケームは語った。


「完璧さを求めるなかで、彼は自身だけでなくチームにも厳しさを求め、彼らを偉大な成功へと導きました。リーダーとしての資質について、彼は世界中から称賛を受けています。この仕事を成し遂げるための強さを保つことと、盲目的に愛する家族と過ごして充電することのバランスをうまくとっていました」


「強さの源であるプライベートな領域を守るために、彼は常に私生活を公の場に出る生活から完全に切り離してきました。この映画はその両方の世界を描いています」

2010年F1トルコGP ミハエル・シューマッハーとコリーナ夫人

『シューマッハ』の監督バネッサ・ノッカーは、映画の制作においてコリーナ夫人が果たした貢献の大きさを強調した。


「彼女は、偽りのない映画を作ることを望んでいました。うわべを一切取り繕うことなく、ミハエルをありのままに、彼の浮き沈みのすべてを見せようとしたのです」とノッカーは語った。


「彼女は素晴らしい人でした。私たちにしたいようにさせてくれる勇気を持っていました。私たちの方は、彼女の境界を尊重し守りました。とても素晴らしく心温かい女性です。彼女の印象は、私たちのなかに長く残ることでしょう」



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