高橋巧、8年ぶりのMotoGPで105%タイムをクリアできず「グリッドに並べるように全力を尽くす」/第12戦サンマリノGP初日

2023年9月9日(土)11時41分 AUTOSPORT web

 9月8日、2023年MotoGP第12戦サンマリノGP MotoGPクラス初日のプラクティスがイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われたが、高橋巧(LCRホンダ・カストロール)は105%ルールをクリアできず順位は記録されなかった。


 アレックス・リンスが第6戦イタリアGPで右足を骨折した後、ホンダのテストライダーであるステファン・ブラドル、SBKライダーのイケル・レクオーナが代役を務めていたが、MotoGPとSBKの日程がバッティング。サンマリノGPは高橋巧が代役を務めることになった。


 高橋は2020年にはスーパーバイク世界選手権(SBK)、2021年と2022年にはブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)で過ごし、現在は全日本ロードレース選手権を戦っているが、ミサノを走るのは初めてだ。また、ホンダのMotoGPマシンであるRC213Vの開発ライダーを務めているが、MotoGPへの参戦は2015年の日本GP以来だ。


 初日の午前に行われたFP1では1分37秒894、午後のPRでは1分35秒886で24番目のタイムを記録。しかし、両セッションでトップタイムを記録したライダーの105%のタイム以内に入ることができなかったために、順位は記録されていない。この基準タイムより速く走れない場合は、予選と決勝に進めない。


 終盤のハイスピードセクションの攻略に苦戦しているが、FP1からPRでは約2秒縮めたため、予選日の午前に行われるFP2でさらにタイムを縮められるかが見どころだ。


■高橋巧(LCRホンダ・カストロール)
「ミサノを走るのは初めてだったので、チャレンジングな一日でした。周回を重ねるごとにリズムをつかみ、タイムを向上できました。まだギャップは大きいですが、明日はコースを攻略し、グリッドに並べるように全力を尽くします」

高橋巧(LCRホンダ・カストロール)/2023MotoGP第12戦サンマリノGP 初日
高橋巧(LCRホンダ・カストロール)/2023MotoGP第12戦サンマリノGP 初日
高橋巧(LCRホンダ・カストロール)/2023MotoGP第12戦サンマリノGP 初日

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