新色登場の『ニッサン・セレナ』、ガソリン車が値下げ。e-POWER四駆モデルは今秋の発表を予定
2024年9月9日(月)17時50分 AUTOSPORT web
日産自動車は9月9日、ミニバンの人気車種『SERENA(セレナ)』の一部仕様変更と価格改定を行い、同日より発売すると発表した。また、あわせて『セレナ e-POWER』の4WDモデルを2024年10月に発表すると予告している。
現行型『ニッサン・セレナ』はフルモデルチェンジを経て2022年12月にデビュー。1991年に登場した初代モデルから受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、快適性を追求し最先端技術を搭載するなど、さまざまな機能の充実が図られた。
この6代目はガソリン2WD車の発売開始を皮切りに、翌年の春にはガソリン車の4WDモデルが登場。さらに、新開発の1.4リッター専用エンジンを組み合わせた第2世代“e-POWER”を搭載した『セレナ e-POWER(2WD車)』も同じく2023年春から販売が開始されている。
そんなセレナを対象に行われた今回の仕様変更では、ボディカラーに新色の“クリスタルブラウン”が追加された。また同カラーと利休ルーフの2トーン、さらにクリスタルブラウン/利休ルーフ・フードの2トーンがカラーラインアップに加わった。
このほか一部仕様変更とともに価格改定が行われ、ガソリン車では約1.8パーセントから3.2パーセントの値下げが実施された。これにより2WD車の“XV”グレードと4WD車の“X”グレードが税込300万円を切る車両価格となっている。
なお、同様の仕様変更とガソリン車の値下げは、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が展開するカスタムカー“AUTECH”をはじめ、乗り降りし易い“ステップタイプ”、福祉車両の“ライフケアビークル(LV)”シリーズ、車中泊仕様の“マルチベッド”にも適用され、いずれも9月9日より発売開始となっている。
各仕様のe-POWER車における4WDモデルの情報は、ベースモデルと同じく来月アナウンスされる予定だ。また、『ニッサン・セレナ』で唯一17インチタイヤを装備し、ハンドリングや加速感をチューニングした新グレード『AUTECH SPORTS SPEC(2WD)』の発表が同じく10月に予定されている。
■ニッサン・セレナ価格一覧(2024年9月9日発表)
駆動 | エンジン | X | 定員 | 271万9200円 |
---|---|---|---|---|
2WD | MR20DD | XV | 8名 | 298万8700円 |
ハイウェイスターV | 8名 | 316万9100円 | ||
4WD | MR20DD | X | 8名 | 298万5400円 |
XV | 8名 | 325万4900円 | ||
ハイウェイスターV | 8名 | 343万5300円 | ||
2WD | HR14DDe-EM57 | e-POWER X | 8名 | 324万8300円 |
e-POWER XV | 8名 | 354万8600円 | ||
e-POWER ハイウェイスターV | 8名 | 373万5600円 | ||
e-POWER LUXION | 7名 | 484万7700円 | ||
e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車 | 8名 | 382万9100円 |
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