川崎Fが大一番で4発快勝! 広島は痛すぎる公式戦9試合ぶり敗戦
2022年9月10日(土)20時24分 サッカーキング
明治安田生命J1リーグ第29節が10日に行われ、3位川崎フロンターレと2位サンフレッチェ広島が対戦した。
26試合消化の川崎Fが勝ち点「49」得失点差「+15」、28試合消化の広島が勝ち点「50」得失点差「+17」で迎えた注目の大一番。最初のビッグチャンスは広島に訪れる。24分、左コーナーキックから野津田岳人がアウトスイングのボールを送り、ニアの佐々木翔が頭ですらす。ゴール前の川村拓夢が左足で合わせたが、枠をとらえていたシュートは相手GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれた。
試合の均衡が破れたのは34分、川崎Fが先制する。左サイドから細かくパスをつないで広島の守備を崩し、ペナルティエリア左に抜け出した佐々木旭がグラウンダーで折り返す。ボックス中央の家長昭博が左足ダイレクトで合わせ、相手DFの股の間を通してゴール右下へと流し込んだ。36分には脇坂泰斗の絶妙なスルーパスに抜け出したマルシーニョが相手GK大迫敬介との一対一を迎えたが、シュートは防がれて追加点とはならない。川崎Fは1点リードで折り返す。
ハーフタイムに2枚替えを行った広島は勢いを持って後半に入ったものの、徐々に川崎Fがペースを掌握。59分にリードを広げる。右サイドでスローインをカットしたところからボールを細かくつなぎ、ペナルティエリア左で受けたマルシーニョは浮き球で折り返す。ボックス中央でボールを収めた脇坂が巧みな反転で前を向き、右足を振り抜いてゴール左下に流し込んだ。
さらに66分、脇坂が鋭い切り返しで相手のファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを務めた知念慶はゴール右隅に突き刺し、3試合連続ゴールでチームに3点目をもたらす。78分にはゴール前でこぼれ球に反応した家長が豪快に蹴り込み、川崎Fがダメ押しの4点目を獲得する。
終盤には野津田の強烈なミドルシュートがポストに嫌われ、広島が1点も返せずに試合は終了。4−0で勝利した川崎Fが2試合ぶりの白星で2位に浮上した。広島は公式戦での連勝が8で止まり、王座が遠のく公式戦9試合ぶりの敗戦となった。
両チームともに次戦は敵地での名古屋グランパス戦となる。川崎Fは14日に第22節延期分で、広島は17日に第30節で名古屋と対戦する。
【スコア】
川崎フロンターレ 4−0 サンフレッチェ広島
【得点者】
1−0 34分 家長昭博(川崎F)
2−0 59分 脇坂泰斗(川崎F)
3−0 68分 知念慶(川崎F)
4−0 78分 家長昭博(川崎F)
【スターティングメンバー】
川崎F(4−3−3)
チョン・ソンリョン;山根視来、ジェジエウ、谷口彰悟、佐々木旭;ジョアン・シミッチ(83分 遠野大弥)、脇坂泰斗(90+2分 瀬古樹)、橘田健人;家長昭博(90+2分 チャナティップ)、知念慶(83分 小林悠)、マルシーニョ(87分 宮城天)
広島(3−4−2−1)
大迫敬介;住吉ジェラニレショーン(78分 今津佑太)、荒木隼人、佐々木翔;野上結貴(HT 満田誠)、野津田岳人、柴﨑晃誠(HT 森島司)、柏好文;川村拓夢、エゼキエウ(68分 ナッシム・ベン・カリファ);ドウグラス・ヴィエイラ(68分 ピエロス・ソティリウ)
【動画】川崎Fが“らしい”見事なパスワークで先制
26試合消化の川崎Fが勝ち点「49」得失点差「+15」、28試合消化の広島が勝ち点「50」得失点差「+17」で迎えた注目の大一番。最初のビッグチャンスは広島に訪れる。24分、左コーナーキックから野津田岳人がアウトスイングのボールを送り、ニアの佐々木翔が頭ですらす。ゴール前の川村拓夢が左足で合わせたが、枠をとらえていたシュートは相手GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれた。
試合の均衡が破れたのは34分、川崎Fが先制する。左サイドから細かくパスをつないで広島の守備を崩し、ペナルティエリア左に抜け出した佐々木旭がグラウンダーで折り返す。ボックス中央の家長昭博が左足ダイレクトで合わせ、相手DFの股の間を通してゴール右下へと流し込んだ。36分には脇坂泰斗の絶妙なスルーパスに抜け出したマルシーニョが相手GK大迫敬介との一対一を迎えたが、シュートは防がれて追加点とはならない。川崎Fは1点リードで折り返す。
ハーフタイムに2枚替えを行った広島は勢いを持って後半に入ったものの、徐々に川崎Fがペースを掌握。59分にリードを広げる。右サイドでスローインをカットしたところからボールを細かくつなぎ、ペナルティエリア左で受けたマルシーニョは浮き球で折り返す。ボックス中央でボールを収めた脇坂が巧みな反転で前を向き、右足を振り抜いてゴール左下に流し込んだ。
さらに66分、脇坂が鋭い切り返しで相手のファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを務めた知念慶はゴール右隅に突き刺し、3試合連続ゴールでチームに3点目をもたらす。78分にはゴール前でこぼれ球に反応した家長が豪快に蹴り込み、川崎Fがダメ押しの4点目を獲得する。
終盤には野津田の強烈なミドルシュートがポストに嫌われ、広島が1点も返せずに試合は終了。4−0で勝利した川崎Fが2試合ぶりの白星で2位に浮上した。広島は公式戦での連勝が8で止まり、王座が遠のく公式戦9試合ぶりの敗戦となった。
両チームともに次戦は敵地での名古屋グランパス戦となる。川崎Fは14日に第22節延期分で、広島は17日に第30節で名古屋と対戦する。
【スコア】
川崎フロンターレ 4−0 サンフレッチェ広島
【得点者】
1−0 34分 家長昭博(川崎F)
2−0 59分 脇坂泰斗(川崎F)
3−0 68分 知念慶(川崎F)
4−0 78分 家長昭博(川崎F)
【スターティングメンバー】
川崎F(4−3−3)
チョン・ソンリョン;山根視来、ジェジエウ、谷口彰悟、佐々木旭;ジョアン・シミッチ(83分 遠野大弥)、脇坂泰斗(90+2分 瀬古樹)、橘田健人;家長昭博(90+2分 チャナティップ)、知念慶(83分 小林悠)、マルシーニョ(87分 宮城天)
広島(3−4−2−1)
大迫敬介;住吉ジェラニレショーン(78分 今津佑太)、荒木隼人、佐々木翔;野上結貴(HT 満田誠)、野津田岳人、柴﨑晃誠(HT 森島司)、柏好文;川村拓夢、エゼキエウ(68分 ナッシム・ベン・カリファ);ドウグラス・ヴィエイラ(68分 ピエロス・ソティリウ)
【動画】川崎Fが“らしい”見事なパスワークで先制