レスターがWBA撃破で白星発進! 昨季得点王ヴァーディ2発、カスターニュもデビュー弾

2020年9月13日(日)23時52分 サッカーキング

WBAとレスターが対戦した [写真]=Getty Images

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 2020−21シーズンのプレミアリーグ第1節が13日に行われ、昇格組のウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と昨季5位のレスターが対戦した。

 WBAは昨季もレンタルでプレーし、今季から完全移籍で加入したマテウス・ペレイラやグレイディ・ディアンガナらが先発。一方のレスターは、アタランタから獲得したティモシー・カスターニュが右サイドバックで先発。出場停止のジョニー・エヴァンズに代わってウィルフレッド・ディディが最終ラインに入り、昨季リーグ得点王のジェイミー・ヴァーディもスタメンに名を連ねた。

 ホームのWBAは積極的な入りを見せ、M・ペレイラを中心に攻撃を展開する。18分、ゴールエリア手前・中央右寄りの位置で獲得したフリーキックをM・ペレイラが担当。直接狙ったが壁に阻まれた。

 一方、ボールを握りながら辛抱強く好機をうかがっていたレスターは30分、デニス・プラートのクロスが相手に跳ね返ってこぼれたボールをハーヴェイ・バーンズがダイレクトで狙うが、これは相手GKの正面。さらに32分、ジェームズ・ジャスティンの折り返しをバーンズが受ける。ワンタッチを挟んで右足を振ったが、これも相手GKに阻まれた。その後もお互いに相手の守備を脅かす場面を作ったが得点は生まれず、スコアレスで折り返した。

 試合が動いたのは56分、アウェイのレスターが先制する。ジャスティンのスルーパスからエリア内の左角に侵入したプラートが左足で柔らかく折り返すと、ファーサイドから飛び込んできたカスターニュが頭で合わせ、プレミアリーグデビュー戦での得点をマークした。

 後半に入って完全にペースを握ったレスターは73分、ヴァーディがエリア内で倒されてPKを獲得。ヴァーディ自らキッカーを担当すると、ゴール左下隅に流し込んで追加点を獲得した。ヴァーディはリーグ戦におけるWBAとのアウェイ戦で、5試合連続ゴール。同一の対戦相手のアウェイ戦での連続得点記録としては、元マンチェスター・Uのルート・ファン・ニステルローイ氏がニューカッスル相手に記録した5試合連続と並び、プレミアリーグの記録となる。

 さらに84分、レスターが再びPKを獲得し、キッカーは今回もヴァーディが担当。ヴァーディはまたも相手GKの逆を突いて左に突き刺し、レスターがさらにリードを広げた。

 試合はこのまま終了。レスターの開幕節勝利は、優勝した2015−16シーズン以来のことになる。次節、WBAは19日にアウェイでエヴァートンと、レスターは20日にホームでバーンリーと対戦する。

【スコア】
WBA 0−3 レスター

【得点者】
0−1 56分 ティモシー・カスターニュ(レスター)
0−2 74分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
0−3 84分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)

サッカーキング

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