フランクフルトvsシュトゥットガルトはドロー決着…鎌田と遠藤航がフル出場、伊藤は途中出場

2021年9月13日(月)0時26分 サッカーキング

フランクフルトとシュトゥットガルトが対戦した [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ第4節が12日に行われ、フランクフルトとシュトゥットガルトが対戦した。フランクフルトの鎌田大地は今季初のリーグ戦フル出場、長谷部誠はベンチ入りも出番なし。シュトゥットガルトの遠藤航は開幕4試合連続のフル出場、伊藤洋輝は70分から出場した。

 フランクフルトは1分、後方からのロングボールを鎌田が頭で落とし、イェンス・ペッター・ハウゲが左足ダイレクトボレーで合わせたが、枠を捉えられない。

 シュトゥットガルトは17分、オマル・マーモウシュが左サイドを切り裂いてフィニッシュに持ち込むが、シュートは相手GKケヴィン・トラップの好セーブに遭う。

 22分、フランクフルトはイェスパー・リンドストロムが中盤で遠藤をかわして鎌田にパス。鎌田はファーストタッチで相手を剥がすと、ペナルティエリア手前から左足を振り抜いたが、これは相手GKの正面。

 42分には鎌田が敵陣左サイドで相手DFからボールを奪取。中央に折り返すと、受けたサム・ラマースは余裕を持って右足を振ったが、ミートできずに枠を外れる。前半はお互いに得点が生まれず、スコアレスで折り返した。

 フランクフルトは62分、右コーナーキックからクリストファー・レンツが中央に浮き球を供給。飛び出した相手GKフロリアン・ミュラーはボールに触ることができず、マルティン・ヒンテレッガーが頭で合わせたが、シュートはクロスバーに阻まれた。

 フランクフルトは79分、今夏に去就をめぐり一悶着あった“10番”のゴールで待望の先制点を獲得する。ペナルティエリア手前でセカンドボールを回収したジブリル・ソウはコスティッチにつなぐ。ペナルティエリア左に侵入したコスティッチは自慢の左足を振り抜き、ゴール右下隅に突き刺した。

 追いかける展開となったシュトゥットガルトは82分、ヴァルデマール・アントンがDOGSO(決定的な得点機会の阻止)で一発退場。残り時間を数的振りで戦うことになった。

 すると88分、シュトゥットガルトが追いつく。伊藤が遠藤を狙ってゴール前に供給した浮き球は相手にクリアされるが、セカンドボールをタンギ・クリバリがヘディングで跳ね返す。ペナルティエリア内で拾ったマーモウシュのシュートは相手DFにブロックされたものの、マーモウシュはこぼれ球に素早く反応して押し込んだ。

 フランクフルトは終了間際、コスティッチの折り返しにラファエル・ボレが左足で合わせたが、クロスバーに阻まれて勝ち越しとはならない。試合はこのまま終了し、フランクフルトは2試合連続のドローで3分1敗、シュトゥットガルトは3戦未勝利で1勝1分2敗となった。

 次節は19日に行われ、フランクフルトはアウェイでヴォルフスブルクと、シュトゥットガルトはホームでレヴァークーゼンと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 1−1 シュトゥットガルト

【得点者】
1−0 79分 フィリップ・コスティッチ(フランクフルト)
1−1 88分 オマル・マーモウシュ(シュトゥットガルト)

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