ホンダ八郷社長「志半ばでマクラーレンと別れるのは残念だが、互いの将来に向けて最善の道と判断」

2017年9月15日(金)19時56分 AUTOSPORT web

 ホンダF1がマクラーレンとのパワーユニット契約を2017年末で解消することを発表、代表取締役社長八郷隆弘氏は、共にトップに立つという目標を達成できないまま袂を分かつのは残念であると述べた。一方ホンダは、2018年にはトロロッソと組んでF1活動を継続することも明らかにした。


 マクラーレンとホンダは、F1におけるパワーユニット契約を2017年末で解消することを15日、正式に発表した。長期契約の下、2015年シーズンにスタートしたパートナーシップは3年で終わりを迎えることになった。


 正式発表に際し本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘氏は次のように語った。
「今回、志半ばでマクラーレンと袂を分かつのは非常に残念ですが、お互いの将来に向けた最善の道として決断しました。これまでマクラーレン・ホンダを応援してくださったファンの皆さまをはじめ、2015年の復帰の準備段階から多くの苦楽を共にしてきたドライバーやチーム、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます」


「2017年シーズンはマクラーレンと共に最後まで戦い抜き、2018年以降もF1レース活動を継続してまいります」


 ホンダはスクーデリア・トロロッソと2018年からの複数年契約を結び、F1活動を続けていくことを併せて発表した。


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