2023年F1第16戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

2023年9月19日(火)13時9分 AUTOSPORT web

 2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、リアム・ローソン(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。


■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=10位(62周/62周)

2023年F1第16戦シンガポールGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

 ピエール(・ガスリー/アルピーヌ)とマクラーレン勢に抜かれた時点で、完全にゲームオーバーだと思った。僕はブレーキにトラブルを抱えていて、ターン2でラインがはらんでコースから外れ、戻っては来られたものの、その時点でゲームオーバーだと思ったんだ。だが、セーフティカーが入って、ソフトタイヤに履き替えてからは本当にいいペースで走れて、ポジションを上げることができた。そして、最後にラッセルがウォールに突っ込んだおかげで、ポイントが転がり込んできた。


 僕自身としては、大いに満足している。10位に入るのは今年3度目で、どのグランプリでも苦戦の末にポイントを手にした。これまでのところ、本当に苦しい戦いとハードワークを強いられるシーズンを過ごしている。その中での3度のポイント獲得は奇跡のようなものだが、次のアップグレードを投入するまでは、もうこういうチャンスは期待できそうにない。


■リアム・ローソン(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=9位(62周/62周)

2023年F1第16戦シンガポールGP リアム・ローソン(アルファタウリ)

 もっと多くのグランプリに出場して、準備を整えた状態でシンガポールGPに臨めればよかったが、チャンスは訪れたときにつかんで、しっかりそれを生かす必要がある。今、僕が心がけているのは、まさにそのことであり、今日は素晴らしい一日だった。


 今日のレースには満足している。全力を尽くせたと断言できる。マシンのパフォーマンスを最大限引き出せたと思うからね。


 スタートに関しては、改善のために見直す必要がある。2戦続けて、スタートでポジションを落としたんだ。そうすると、レースがより難しくなってしまう。


 スタートの後は、トラブルに巻き込まれることなく、クリーンに走り続けることができた。ペースに苦しみながら、自分のツールを最大限活用し、すべてのパフォーマンスを引き出そうとするのは楽なことではない。今日のレースは身体的に厳しいものだった。


 でも最終的に2ポイントを獲得することができて本当にうれしい。


■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=8位(62周/62周)

2023年F1第16戦シンガポールGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

 あまり良い一日ではなかった。予想どおり、タフな日を過ごした。レースを通して苦しみ、何もうまくいかなかった。


 セーフティカーは僕たちにとって良くないタイミングで出動したし、バーチャル・セーフティカーもそうだった。今日は僕たちの日ではなかったということだね。


 他の皆とは違う戦略で走った。それが僕たちにできる最善のことだった。


 この週末を終えた今、チームとして調査すべきことも、理解すべきことも、山のようにある。今回の問題はサーキットに関連するものだと思うので、次の週末には強さを発揮できるだろう。前を向いて、日本GPに期待しよう。


■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=7位(62周/62周)

2023年F1第16戦シンガポールGP ランド・ノリスの表彰台とオスカー・ピアストリの入賞を祝うマクラーレン

 7位に入ったのだから、今夜の仕事として悪くはない! 見てのとおり、ペースはまずまずだったし、1周目にいくつか順位を上げ、その後は僕のまわりで起きたことを有利に生かすことができた。全体として大いに満足している。実際のところ、これより上へ行ける可能性はあまりなかったと思う。


 ランドがポディウムに上がり、チームのここまでのハードワークが報われて本当に良かったよ。来週末、僕のクルマにも投入されるアップグレードが楽しみだ。さらに楽しいレースができることを期待しているよ。


■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=6位(62周/62周)

2023年F1第16戦シンガポールGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

 この身体的にもタフなレースを、6位で終えることができて大満足だ。スタート前から自信はあったし、まずはクリーンなレースをすることを目指しながら、アグレッシブで思い切りのいいドライビングをしようと努め、まさにそのとおりのレースができた。タイトなバトルが何度かあったけど、それもどうにか勝ち抜いて、僕らにとっては最善の結果を手にした。


 チームとしては、またポイント圏内で戦えるようになったことが重要で、クルマのフィーリングは良かったしペースも安定していた。エステバン(・オコン)のリタイアは残念だ。あれさえなければ、僕らは6位と7位でフィニッシュできたはずだ。何が起きたかをよく調べて、全体としてより強いチームにならないとね。


 僕自身については、日曜のレースをもっといいポジションで迎えるために、もっと良い状態で予選に臨めるようにしたい。来週の日本GPを楽しみにしている。僕はあのサーキットでのドライブが大好きなんだ。

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