そのドリブルで“新しい風”を! スペイン代表初招集の20歳FWが意気込む「ベストを尽くす」

2022年9月20日(火)17時4分 サッカーキング

スペイン代表初招集のFWニコ・ウィリアムスが意気込み [写真]=Getty Images

写真を拡大

 アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムスが、同国代表初招集の胸中を明かした。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2002年7月12日生まれのニコ・ウィリアムスは現在20歳。ガーナ人の父親とリベリア人の母親のもと、スペイン北部の都市パンプローナで産声をあげた同選手は、2013年にアスレティック・ビルバオの門を叩く。『レサマ(練習施設)』で着実に成長を重ねたニコ・ウィリアムスは2021年4月にトップチームデビューを果たすと、テクニックとスピードを兼ね備えたドリブルを武器に攻撃を牽引。今シーズンはここまでラ・リーガ全6試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。

 FWボルハ・イグレシアス(ベティス)とともに、スペイン代表初招集となったニコ・ウィリアムス。9月のUEFAネーションズリーグに臨む“ラ・ロハ”の一員に選出されたことについて、同選手は「ここに来られて、とてもうれしい。招集がかかるまで、自分が選ばれるとは思わなかった」と告白。続けて「家族全員にとって喜ばしいこと。両親をはじめ、全員が僕のことを誇りに思ってくれている。ここで自分のパフォーマンスを発揮するつもりだ」と“家族愛”に触れつつ、意気込みを語った。
 
 ラ・リーガ第5節エルチェ戦では得意のカットインからのゴラッソで勝利に貢献すると、続く第6節ラージョ・バジェカーノ戦でもゴールを決めた。2戦連発中のニコ・ウィリアムスだが、「しっかり、地に足がついている。プレーしたい、監督に見てもらいたいという思い。この機会に感謝し、ピッチの上でベストを尽くすよ」と慢心せずに、取り組む姿勢を示している。

 FIFAワールドカップカタール2022前最後の代表ウィークで、スペイン代表初招集となったニコ・ウィリアムス。実兄のイニャキ・ウィリアムスはガーナ代表に選出されており、今後の活躍次第では兄弟揃って本大会に出場する可能性もある。果たして、そのドリブルでスペイン代表に“新しい風”を吹かすことができるのだろうか。

 なおスペイン代表は、ネーションズリーグ・リーグA・グループ2第4節終了時点で、2勝2分の首位に立っている。24日に行われる第5節でスイス代表と、27日に行われる最終節でポルトガル代表と対戦。グループを首位で突破すれば、来年6月に行われるネーションズリーグ・ファイナルへと駒を進めることになる。

サッカーキング

「スペイン」をもっと詳しく

「スペイン」のニュース

「スペイン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ