暗雲立ち込めるチーム状況を受けて…バルサのラポルタ会長「やるべきことは分かっている」

2021年9月22日(水)10時48分 サッカーキング

Twitterにメッセージ動画を投稿した、バルセロナのラポルタ会長 [写真]=Getty Images

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 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、22日に自身の公式Twitter(@JoanLaportaFCB)でメッセージ動画を投稿した。

 今夏、クラブは極度の財政難によってアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが電撃退団するという衝撃に見舞われた。クラブの象徴を失ったなかで始まった波乱のシーズンは、ラ・リーガこそ2勝1分と開幕からの3試合を無敗で乗り切ったものの、14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第1節ではバイエルンを相手に0−3と完敗。20日に行われたラ・リーガ第5節のグラナダ戦でも1−1と勝ち点3を取りこぼした。結果が出ていないことに加えて、グラナダ戦ではクラブの代名詞とも言われたパスワークが影を潜め、クロスボールの放り込みが目立つなど内容面でも苦しい状態だった。

 ラポルタ会長は、22日にTwitterを更新。投稿されたメッセージ動画では、以下のようなことが語られた。

「チームはクレの皆さんを必要としていますし、感謝もしています。私たちは困難な時期にありますが、このような時こそクレの皆さんがいなければならないのです」

「今週、バルサは試合に向けてカディスへと移動します。チームがカディスで勝とうという姿勢を見せることは間違いありません。何が起こるかは分かりませんが、たとえカディスで何かが起こったとしても、皆さんにはこれまでと同じようにその次のレバンテ戦でもチームを応援してほしいのです。チームはそれを必要としています」

「どうか落ち着いてください。やるべきことは分かっているので、必ず解決します。Thank you very much and visca el Barça」

 ラポルタ会長はファンにサポートを訴えると同時に「やるべきことは分かっている」と、何かしらの修正を行う可能性を仄めかした。15日にもTwitterでファンに対して忍耐と応援、クラブ運営陣への信頼を求めていたラポルタ会長だが、“修正”とはロナルド・クーマン監督の解任を意味するのだろうか。


【動画】バルサのラポルタ会長がファンにメッセージ

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