FIFA最優秀選手賞、サラーへの2票が“大文字”のせいで無効になっていた
2019年9月27日(金)10時12分 サッカーキング
FIFAの男子年間最優秀選手賞は、400名以上の監督と選手およびメディア代表者による投票で選ばれる。今年はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が「46」ポイントを獲得して4年ぶり6度目の受賞を果たし、サラーは「26」ポイントで4位となっていた。
FIFAは、サラーに投票していたエジプト代表DFアーメド・エル・モハマディ(アストン・ヴィラ)とU−23同国代表のシャウキ・ガリブ監督について、「投票用紙上の署名が大文字で書かれていた」ことを理由に両名の投票を無効としたようだ。またFIFAは、8月19日に2回エジプトサッカー協会(EFA)へと連絡し正しく署名された用紙の提出を求めていたが、開票期限までに提出がなかったことも明かしているという。
無効票による順位の変動はなかったものの、今回の1件でサラーとEFAの関係は悪化したと考えられているようだ。『BBC』はサラーが受賞式以降、Twitterの自己紹介欄から「エジプト代表」を削除して「リヴァプールのサッカー選手」とだけ記載していることを指摘。また同選手は24日、「彼らが私のエジプトへの愛を変えようと試みても、それは成功しないだろう」と意味深なツイートを投稿している。