クラブ最多出場記録更新に王手のコケ、生涯アトレティコを希望「僕の考えはここで引退すること」

2022年9月30日(金)19時26分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードで主将を務めるコケ [写真]=Getty Images

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 スペイン代表MFコケは自身のキャリアをアトレティコ・マドリードで終えることを希望しているようだ。30日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 現在30歳のコケはアトレティコ・マドリードの下部組織出身。2011年1月にトップチーム昇格を果たして以来、中盤の主軸として活躍し、2度のラ・リーガ制覇や2度のヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献。現在は主将も務めるなどチームに欠かせない存在となっている。そんなコケのアトレティコ・マドリードでの公式戦出場試合数は「553」。『アス』によると、これは元スペイン代表MFアデラルド・ロドリゲス氏と並ぶクラブ最多出場記録だという。

 現地時間10月1日に行われるラ・リーガ第7節セビージャ戦に出場すれば、クラブの最多出場記録を更新することとなるコケ。記録達成が目前となっていることについて「熱心な取り組みと犠牲があったからこその状況だ。この数字に到達できたことを誇りに思う」と喜びを口にしつつ、今後の自身のキャリアについて次のように言及した。

「できればこの記録(最多出場記録)をもっと伸ばして行きたいと思う。僕自身の考えは常にこのクラブで引退することだ。現行契約が満了を迎えた時にどうなるのかを見てみよう。あと2年ほど残っている。僕の考えはここにとどまることだ。実際にどうなるかはわからないが、来るものは拒まないつもりだよ」

 また、同選手は2011年12月からチームを率いているディエゴ・シメオネ監督に対する感謝を次のように語っている。

「彼(シメオネ監督)は初日から僕に自信を与えてくれたよ。僕はまだ若く、出場機会もそれほどなかったからね。僕に何を求めているのかと彼に尋ねたんだ。すると彼は『君はこのクラブにとって非常に重要な選手になるだろう。忍耐強くなることが重要だ』と言った。お互いに信頼し合っていたから、言葉だけでなく、ピッチでそれを返さなければならないと思ったよ」

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