GTA、スーパーGT第7戦オートポリスでのモラルハザード適用ドライバーを発表。2名が公式練習1時間参加禁止

2023年10月2日(月)16時52分 AUTOSPORT web

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は10月2日付けで、10月14〜15日に大分県のオートポリスで開催される2023スーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 450km RACE』にてGTAドライビングモラルハザード防止制度に基づく罰則の適用となるドライバー、およびペナルティポイント表と通達一覧を発表した。第7戦では、2名のドライバーが公式練習後半1時間の参加が禁止されている。


 このGTAドライビングモラルハザード防止制度は、質の高いレースを観客へ提供することを目的とし、すべてのレースにとっての規範となるスポーツマンシップを構築してモータースポーツの安全性を高めるためにGTAが定めているガイドラインだ。


 黄旗中のコースアウトや他車との接触行為、安全確認義務違反など、定められたガイドラインを逸脱した運転を行ったドライバーには、モラルハザード防止制度で定めたペナルティポイントおよび、レース開催時の走行制限またはレースへの参加制限等が課せられる。


 累積したペナルティポイントにともなって課せられる罰則は下記のとおり。


4ポイント:次回出場競技会の公式練習(後半の1時間)参加禁止
6ポイント:次回出場競技会の公式練習(後半の1時間)参加禁止かつ決勝レースのスターティンググリッドで4グリッド降格
8ポイント:次回出場競技会の公式練習(後半の1時間)参加禁止かつ決勝レースのスターティンググリッドで8グリッド降格
10ポイント〜:次競技会のレース参加拒否以上


 10月14〜15日の第7戦に向けて適用ドライバーとなったのは、ENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也、リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rの名取鉄平の2名。両者とも累積ポイント数が4ポイントとなり、第7戦では公式練習の後半1時間が参加禁止となる。


 大嶋は第5戦鈴鹿での『黄旗中のコースアウト』による3ポイントに加え、第6戦SUGOでは決勝中に7号車Studie BMW M4への『ドライビングマナー』違反による黒白旗提示があったことから1ポイントが加算され4ポイントとなった。


 また名取は、第6戦の決勝での100号車STANLEY NSX-GTに対する『危険なドライブ行為』によりドライブスルーペナルティが課せられ、4ポイントが加算されている。

AUTOSPORT web

「モラル」をもっと詳しく

タグ

「モラル」のニュース

「モラル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ