“大混戦”のパ・リーグCS争いを球界OBが展望「楽天が有利」と予想する理由とは?

2023年10月2日(月)7時14分 ココカラネクスト

リーグトップの25本塁打を放ってチームを牽引する浅村。残りの5試合でも、その打棒を発揮できるか(C)CoCoKARAnext

 パ・リーグはソフトバンク、楽天、ロッテの3チームがクライマックスシリーズ(CS)進出を争う壮絶な展開となっている。果たしてどのチームが生き残るのか。球界OBがCSに進出するチームについて見解を示した。昨季まで阪神の投手コーチを務めた金村曉氏は、YouTubeチャンネル「野球いっかん!」に出演。9月30日に公開された動画でパ・リーグのCS争いについて言及した。

 金村氏は2位・楽天、3位・ソフトバンク、4位・ロッテと順位を予想した。

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 ロッテは貯金が最大「13」あったが、9月は7連敗を喫するなど大失速。ここにきて4位に転落するなど正念場を迎えている。そんなロッテについて金村氏は「チーム状態が落ちたことにプラスで、(体調不良者が続出した影響で)離脱したことで大変な状況になっています。ロッテは残り試合が多いですけど、ちょっと苦しいかなと思っています。自慢の投手力が粘れなくなっていて、佐々木朗希はこの前復活したんですけど発熱で登板回避して、非常事態です」と言及。主力を中心に体調不良者が続出している点が痛手のようだ。

 ソフトバンクも9月中盤に体調不良のため主力が大量に離脱する事態が起こったが、金村氏は「ソフトバンクもちょっと前に発熱者が続出して大変でしたけど、その選手たちが帰ってきて落ち着いてきています」と語った。

 また、30日の試合でオリックスに連勝を飾り、最大「13」まで膨らんでいた借金を「0」にした楽天については、「楽天はソフトバンクとの試合が3試合残っている。今年はソフトバンクとすごく相性が良いです」とし、さらに「10月は結構休みを挟んで試合があるので、良い投手を突っ込めるのは楽天です」と語り、金村氏は楽天が有利と見ていた。

 10月1日の結果で、2位にはソフトバンクと楽天が並び、ロッテが0.5ゲーム差で追う熱い戦いが続いているパ・リーグ、CS争いは最後まで目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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