アトレティコが公式戦連敗ストップ! 不調のセビージャはホーム勝ちなしが続く

2022年10月2日(日)3時55分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードがセビージャに完勝 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 ラ・リーガ第7節が10月1日に行われ、セビージャとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 ここまで1勝2分3敗と低調なスタートとなっているセビージャ。ラ・リーガでは開幕からの4試合で1分3敗となっていたものの、9月10日に行われた第5節エスパニョール戦で今季初白星を挙げた。続くチャンピオンズリーグ(CL)・コペンハーゲン戦、第6節ビジャレアル戦は引き分けで終え、公式戦3戦負けなしで今節を迎えている。一方、アトレティコ・マドリードは13日に行われたCL・レヴァークーゼン戦でまさかの敗北。続くラ・リーガではレアル・マドリードとの“マドリード・ダービー”を落とし、公式戦2連敗という状況でセビージャの本拠地に乗り込んだ。

 セビージャのスターティングメンバーには、エリク・ラメラ、イスコ、カスパー・ドルベリらが並んだ。一方、アトレティコ・マドリードはコケ、マルコス・ジョレンテ、アルバロ・モラタらが先発入り。アントワーヌ・グリーズマンやジョアン・フェリックスはベンチからのスタートとなっている。

 試合は序盤からセビージャがボールを握るものの、なかなか決定機を作り出すことはできない。すると19分、アトレティコ・マドリードがチャンスを作り出す。右サイド高い位置でボールを奪ったM・ジョレンテがナウエル・モリーナへと繋ぐと、ペナルティエリア右角に侵入していたコケへボールが渡る。中央への折り返しから、最後はモラタが右足で狙ったものの、シュートはクロスバーを超えてしまった。

 29分には左サイド高い位置でボールを奪ったアトレティコ・マドリードが、サウール・ニゲス、コケと繋ぎ、右へボールを展開。パスを受けたM・ジョレンテが持ち出しから右足フィニッシュを沈め、アトレティコ・マドリードが先手を取った。

 その後もアトレティコ・マドリードが多くのチャンスを作り、前半は終了する。後半に入ると序盤からセビージャが試合の主導権を取り返す。56分には途中出場のヘスス・ナバスが右サイドからクロスボールを送ると、ニアサイドでドルベリ、ファーサイドでイスコが反応。しかし、わずかに触ることができずボールは流れていく。

 セビージャの時間が続く中、57分にはアトレティコ・マドリードがカウンターでゴールに迫る。GKヤン・オブラクがゴールキックを前線に放り込むと、モラタが頭で触る。マイボールにはできなかったものの、相手DFに当たってこぼれたボールにマテウス・クーニャが反応。前へと繋いだボールを後ろから走り込んできたモラタがかっさらい、右足でループシュートを沈めた。アトレティコ・マドリードがリードを広げている。

 61分にグリーズマンを投入してからは。クーニャ、アンヘル・コレア、そしてグリーズマンらがゴールを脅かすも、昨シーズンのサモラ賞に輝いたGKボノがファインセーブを続ける。76分にはセビージャにチャンス。イヴァン・ラキティッチのクロスボールをユセフ・エン・ネシリが頭で狙ったものの、GKオブラクに阻まれた。

 試合はこのままタイムアップ。アトレティコ・マドリードが公式戦3試合ぶりの白星を手にした。一方、セビージャは今季のホーム公式戦1分3敗と勝ちがなく、フレン・ロペテギ監督の進退も取り沙汰されそうだ。

 互いにミッドウィークのCLを戦った後に迎える次節、セビージャは8日にアスレティック・ビルバオをホームに迎える。一方、アトレティコ・マドリードは同じく8日に、ホームでジローナと対戦予定だ。

【スコア】
セビージャ 0−2 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0−1 29分 マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード)
0−2 57分 アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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