スーパーGTもてぎ公式テストスタート。初日午前はカルソニックGT-Rがトップタイム

2018年10月8日(月)12時29分 AUTOSPORT web

 10月8日、栃木県のツインリンクもてぎでスーパーGTの公式テストがスタートした。曇天のなか行われた2時間の午前の走行では、カルソニックIMPUL GT-Rがトップタイムをマーク。2番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが続き、ニッサンGT-R勢がワン・ツーを占めた。


 2018年の公式テストのうち、これが最後のテストとなるツインリンクもてぎでのテスト。11月の最終戦をうらなうテストだが、GT500クラスは15台、GT300クラスは25台が参加した。このテストは一般の観覧も可能で、ピットレーンでの観覧エリアも設けられるなど、祝日ということもあり朝から多くのファンが訪れ賑わいをみせている。


 午前9時30分からスタートした午前の走行では、コースオープンとともに各車が続々とコースイン。周回が重ねられていくが、開始から23分ほどというところで、V字コーナーでCARGUY ADA NSX GT3がストップ。また開始から1時間28分ほどで、今度は埼玉トヨペットGreenBraveマークX MCが90度コーナー立ち上がりのブリッジ下でクラッシュ。2回の赤旗が提示されている。


 そんな午前のセッションは終了間際、GT500クラスは続々とタイムが上がっていくが、チェッカー間際に1分37秒280をマークしたのは佐々木大樹がドライブするカルソニックIMPUL GT-R。2番手には1分37秒405でMOTUL AUTECH GT-Rが続き、ニッサンGT-R勢がワン・ツーを占めた。3番手につけたのはKeePer TOM’S LC500で、4番手にはフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが続いた。5番手はau TOM’S LC500、6番手には1分37秒844をマークしたKEIHIN NSX-GTがつけ、ホンダNSX-GT勢の最上位となっている。


 GT300クラスは平峰一貴がドライブしたマネパ ランボルギーニ GT3が1分47秒263をマークしトップタイム。2番手にはHOPPY 86 MCが続いた。なお、HOPPY 86 MCは今回第3ドライバーとして先日全日本F3選手権にもデビューした小高一斗がエントリーしているが、土屋武士監督によれば「走るかどうかはまだ分からない」という。3番手につけたのは、今回藤井誠暢がひとりでステアリングを握るD’station Porsche。4番手には昨年のもてぎ戦を制したLEON CVSTOS AMGが続いた。5番手はTOYOTA PRIUS apr GTとなっている。


 走行終了後には、ファン向けにサーキットサファリが開催されたこの日の公式テストだが、午前の二度の赤旗により走行時間が減ったこともあり、午後のセッションのうち混走時間が20分間延長されている。

MOTUL AUTECH GT-R
KEIHIN NSX-GT
サーキットサファリの様子


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