レッドブルF1のペレス、トルコGP前にシミュレーター作業を実施。コンストラクターズ選手権争いに向け尽力

2021年10月8日(金)5時40分 AUTOSPORT web

 セルジオ・ペレスはレッドブルの『RB16B』の強力なポテンシャルを十分に認識しており、F1第16戦トルコGPではそれを“まとめ上げて”チームのために多くのポイントを獲得する必要があることを意識している。


 ペレスはこれまでの6戦ではたった3回しかトップ10圏内に入っておらず、インシデントやペナルティに次々と足を取られてきた。そうした不振もあってペレスはドライバーズ選手権で5位につけており、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは124.5ポイントの差がある。


 フェルスタッペンはルイス・ハミルトン(メルセデス)とタイトル争いをする立場にいるが、レッドブルは速くて一貫性のあるペレスが、コンストラクターズ選手権でメルセデスを追い抜く助力となることを必要とするだろう。


「このマシンでの走行に大きな自信を持っている。最近ではペースの点で良い兆候を見せてきていると思う」とペレスは今週末のイスタンブール・パークでのラウンドを前に語った。


「だが、グリッドでふさわしい場所を得るためにマシンをまとめ上げて大量のポイントを獲得できる状態に戻し、これから来るシーズン末に向けてチャンピオンシップで望む順位につけなければならないことは意識している」

2021年F1第15戦ロシアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)


 前戦ロシアGPを9位でフィニッシュしたペレスは、イスタンブールに向けて出発する前にミルトンキーンズで膨大な作業を行ったと語っている。


「そう、ロシアの後で多くの作業を行った。何が間違いで何が正解だったのか、どこを改善できるのかということについて分析を行った」とペレスは説明した。


「トルコに向けてシミュレーターでもさらに時間を過ごした。だから僕たちは今週末にむけてかなりハードな宿題をしてきたよ」


「今では残りの7戦を楽しみにしている。僕たちに運が向いてくると確信している。僕たちはコース上で良いパフォーマンスを発揮しているから、これからはそのことを日曜日の結果で示さなければならない。今週末は表彰台に戻りたいと思っているよ」


 昨年、レーシングポイントに所属していたペレスは充実したトルコGPの週末を過ごした。予選では3番手となり、レースでは勝者ハミルトンに次いで2位という強力な順位につけ、レースを締めくくっている。

2020年F1第14戦トルコGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が2位表彰台を獲得

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