「提案を見送ったエンゼルスは非常にまずかった」今夏、大谷翔平と超有望株3選手のトレードを打診した球団とは?

2023年10月10日(火)12時33分 ココカラネクスト

去就が注目される大谷。肘の手術を行ったが、彼を欲しがる球団は多いだろう(C)Getty Images

 『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者は、レイズが今夏にエンゼルス・大谷翔平をトレードで獲得することに興味があったと報じた。今季のレイズはア・リーグ東地区2位で、プレーオフにも出場した。

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 同氏は「タンパベイ・レイズは、トレード・デッドラインでショウヘイ・オオタニを積極的に求めていたチームのひとつであり、トップ・プロスペクトのジュニア・カミネロを含む、トップ10のプロスペクトのうちの3選手を放出することを望んでいた」と、レイズが大谷の交換相手に超有望株の3選手を考えていたことを明かした。しかし、エンゼルスが大谷を放出しないことを決断したため、このトレードが実現することはなかった。

 ナイチンゲール氏が報じた内容に対して、エンゼルス専門メディア『halohangout』は「レイズからの提案を断ったことは、今にして思えば非常にまずかったようだ」と反応した。その理由については「球界屈指の有望株であるジュニア・カミネロを、レイズとのトレードで獲得するチャンスがあった。カミネロはタンパベイのNo.1プロスペクトで、MLBパイプラインのトップ100リストでは全体6位にランクされている」と、交換相手として挙がっていたカミネロが超有望株であることを挙げた。

 カミネロ以外にも有望株の選手が多いレイズだが、同メディアは「プロスペクトを手に入れていれば、エンゼルスの事態はもっと良くなっていただろう」と記載し、トレード期限直前のエンゼルスの決断は失敗だったという見解を示した。

 また、米スポーツメディア『MLB TRADE RUMORS』も反応し、「対価としてはとても大きかったが、オオタニのようなオールラウンドな能力を持つ選手にとっては妥当であっただろう」と、大谷獲得のために超有望株の3選手を放出しようとしていた考えは妥当だったという見解を示した。しかし、「トレードは実現しなかったが、オオタニが右肘靭帯損傷で8月に投手を早々に終了させ、その数週間後には右脇腹の痛みでシーズンを完全に終了させたことを考えれば、レイズにとって後悔はないだろう」とも記載していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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