元G大阪・井手口陽介のセルティック退団加速？今季出場なしに現地識者皮肉
2022年10月10日（月）6時54分 FOOTBALL TRIBE
セルティック所属の元日本代表MF井手口陽介（26）は、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）で登録メンバーから外れたほか、退団の可能性が取りざたされている。そんな井手口陽介が今月8日のリーグ戦でもベンチ外になった後、現地識者から同選手に対して厳しい声が上がっている。
井手口陽介は昨年12月にガンバ大阪からセルティックへの完全移籍したものの、今年1月のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。2カ月間にわたり戦列を離れると、日本代表FW前田大然（24）やMF旗手怜央（24）とは対照的に復帰後も出場機会に恵まれなかった。
くわえて同選手は今季開幕数日前に再び負傷。8月末にトレーニング復帰を果たしているが、CLグループステージの登録メンバーから外れたほか、スコティッシュ・プレミアシップ（スコットランド1部リーグ）でもいまだに出場機会がない。
そんな中、中盤の主力選手であるMFカラム・マグレガー（29）の負傷離脱。今月8日のスコティッシュ・プレミアシップ第10節・セント・ジョンストン戦で井手口陽介に今季初出場の可能性があると現地メディアは報じていたが、この試合でもメンバー外となっていた。
するとイギリスのスポーツライターであるトム・イングリッシュ氏は、イギリスの公共放送『BBC』のインタビューで「井手口陽介がマグレガーの代わりになることは不可能だ。彼はもう何年も見ていないような気がする。中盤でプレーできる選手は彼を含めて4人もいるんだ」とコメント。皮肉を交えながら、マグレガーの負傷離脱問題を解決する井手口陽介はふさわしくないという見解を示した。
なお井手口陽介とセルティックの現行契約は2026年6月まで残っている。ただセルティックの専門サイト『リード・セルティック』が先月末に「井手口陽介は来年1月にクラブを去るべき」と主張するなど、現地では同選手の今冬退団を求める意見が噴出している。
関連記事（外部サイト）
