MotoGP:ビニャーレス「タイトルのために戦い続けなければならない」

2017年10月12日(木)16時37分 AUTOSPORT web

 MotoGP第15戦日本GPの開幕前に、モビスター・ヤマハMotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ、モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコが意気込みを語った。


■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング3位)


 ランキング3位をキープしているものの、この2戦は予選でポールを獲得しながら表彰台に立てず、シーズン序盤の勢いを失っているマーベリック・ビニャーレス。


 もてぎではMoto3時代の2012年と2013年、Moto2時代の2014年に2位表彰台を獲得。2015年はリタイアに終わったものの、MotoGPクラス1年目の昨年は3位表彰台を獲得するなど、得意とするコース。


「日本グランプリは僕の好きなレースのひとつで、ヤマハにとってもホームレースなので特別な一戦だ。もてぎではいい仕事をして、より多くのポイントを獲得したいと思っている。タイトル獲得のためには戦い続けなければならないし、日本GPではいつも以上に仕事に取り組まなければならない」


「シーズンも終盤、チャンピオンシップリーダーとのギャップを埋めることは簡単ではないが、僕らは高いモチベーションを持って戦い続けなければならない。努力し、学び、より強くなることを目標に日本GPに臨む。もてぎに集まるすばらしいファンのおかげで、僕たちは100%の力を発揮することができると確信しているよ」


■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング5位)


 第13戦サンマリノGP直前にトレーニング中のケガで欠場を余儀なくされたものの、第14戦アラゴンGPで復帰し、タイトル争いに踏みとどまっているバレンティーノ・ロッシ。


 もてぎでは500cc時代の2001年、MotoGPクラスでは2008年に優勝を経験。2009年と昨年は予選でポールポジションを獲得しており、決勝では2014年に3位、2015年に2位に入賞している。昨年はポールからスタートし、トップ争いに加わりながら、転倒リタイアに終わった。

ケガから復帰し2戦目となるバレンティーノ・ロッシ


「アラゴンで復帰した後も、仕事とリハビリを継続してきた。アラゴンから2週間、リハビリに取り組むことができ、3週連続のレースに向けて体調はいい。日本GPはヤマハにとって重要なレース。もてぎのレースのために可能な限りの準備をしてきた」


「もてぎは好きなコースだし、ここに来ることができてハッピー。ベストなリザルトを得るために、できる限りの努力をしたい」


■ヨハン・ザルコ(MotoGPクラスランキング6位)


 ルーキートップ、インディペンデントチームトップのランキング6位につけるヨハン・ザルコ。転倒リタイアに終わった開幕戦カタールを除いて、ここまでの全戦でポイントを獲得。ホームレースの第5戦フランスGPでは2位表彰台を獲得している。


 その他のレースでもシングルフィニッシュの割合が高く、コンスタントな結果を残して来た。もてぎはザルコが125cc時代の2011年にグランプリ初優勝を飾ったコース。Moto2時代の2015年には優勝、初タイトルを確定させた。予選ではMoto2時代の2015年、2016年と2年連続ポールを獲得し、昨年も2位に入賞している。


「アラゴンGPの後、自宅に戻って約2週間のポジティブな時間を過ごし、英気を養ってもてぎに臨む。もてぎは好きなコースだが、難しいブレーキングエリアがいくつかある。125ccで初優勝したのはもてぎだし、2015年にMoto2のタイトルを決めたのも、もてぎだったから、ここにはいい思い出がたくさんある」


「ヤマハのマシンでこのコースを速く走ることができると信じている。そのために僕とチームはいい仕事をしなければならない。ファクトリーチームにはもてぎのデータがたくさんあるので、スタートから手堅いセッティングで走ることができだろう」


「金曜日からトップグループにいたいと思っているから、全力で頑張るつもりだ。トップ5はキープしたいし、日本で表彰台に立てればすばらしいだろう」


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