日ハム・近藤がFA戦線で「モテモテの理由」

2022年10月16日(日)12時21分 ココカラネクスト

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 例年になく活性化が予想されているFA戦線ですでに引く手あまたとなっている選手がいる。

 今季国内FA権を取得した日ハム・近藤健介外野手(29)だ。すでにロッテなど複数球団が調査を進めているとされるが、シーズンが終了したソフトバンクも本人が宣言すれば、獲得に乗り出すことが濃厚とされる。

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 15日に行われたCSファイナル第4戦(京セラ)でオリックスに敗れ、V奪回が叶わなかったソフトバンク。今季は開幕直後に栗原が離脱するなど故障者が続出したことも響いた。

 打線では、勝負どころの終盤でグラシアル、デスパイネもふるわず、主砲の柳田頼みとなったことで、選球眼も良く出塁率も高い近藤に熱視線が向けられている。

 近藤はプロ11年の通算成績で打率3割7厘、出塁率4割1分3厘と高いバットコントロールを誇る。選球眼も良く、勝負強い柳田につなぐ打者として、得点力アップに欠かせない存在と見られている。

 近藤が「人気」となっている理由もある。今季も選手会長を務めるなどチームのまとめ役としてキャプテンシーあふれる部分も知られている。札幌ドーム最終戦となった9月28日の試合では、チームを代表してあいさつを行い、心のこもったスピーチが日本ハムファンの間でも感動を呼んだ。

 「最近のFA選手に求められる条件として、チームに合うか、フィットするかという部分、性格も細かく見られています。その点、伝統のある横浜高校出身で、キャプテンシーあふれる近藤は野球以外の部分でも高く評価されており、FA戦線では西武の森と並び、目玉選手の一人、宣言すれば争奪戦となることが予想されています」(球界関係者)

 そんな近藤をめぐっては日本ハム球団も複数年契約を用意し、全力で慰留に努める構えだという。一方選手としては「強いチーム」で戦いたいという気持ちも当然あるだろう。今季は開幕から最下位が定位置となったチームが来季どれだけ浮上できるかは未知数とあって、プレーヤーとしての本能がどのように影響するのかも注目される。

 日本シリーズが終了すれば、いよいよスタートするFA戦線。果たして近藤はどんな判断を下すのか、「時の人」となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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