トヨタC-HR GRスポーツ誕生! マイナーチェンジ受けたベース車にも6速MTグレード追加

2019年10月18日(金)17時7分 AUTOSPORT web

 トヨタは10月18日、人気のコンパクトSUV『C-HR』をマイナーチェンジするとともに、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツブランド“GR”が手掛けるGRスポーツ(GR SPORT)を新設定し、同日より全国で発売している。


 軽自動車を含むコンパクトカーからセダン、スポーツクーペに加えてミニバンまで網羅するGRシリーズに、新たに加わることになったC-HRは2016年に登場したトヨタのコンパクトSUVだ。


 トヨタのグローバルデザイン“キーンルック”を採り入れ、さらにワイド&ローな外観を印象づける特徴的なフロントマスクを持つ同モデル。今回のマイナーチェンジでは、エアインテークが左右方向に広げられるとともに、フォグランプがエアインテーク上に移設されるなど、よりスタイリッシュな外観が与えられている。また、リヤではコンビネーションランプに車両内側から外側に流れるよう点灯するシーケンシャルターンランプが採用された。


 外装色はエモーショナルレッドII、オレンジメタリックなどのニューカラー8色を含む16種類のバリエーションが用意され、内装色にも新色のオーキッドブラウンが新設定されている。なお、GRスポーツのエクステリアカラーは全11色の設定だ。

トヨタC-HRのカラーラインアップ。モノトーン8色とツートーン8色の16種から選択可能。


 そのGRスポーツは、GRが設定しているコンプリートカーのエントリーモデルで、気軽にスポーツドライブを楽しみたいユーザーに向けた“走りの味付け”がなされている。C-HR GRスポーツでは、フロア下にフロアセンターブレースを追加することでボディ剛性が強化されているほか、前後サスペンションの電動パワーステアリングにGR専用チューニングが施された。


 また、エクステリアでは大開口アンダーグリルが特徴的なGR専用フロントグリルをはじめ、GR専用エンブレム、GRスポーツ専用の19インチタイヤと切削光輝アルミホイールなどを装備。インテリアにもGR専用小径ステアリングや専用スポーティシート、アルミペダルなどが採用され、スポーティな室内が演出されている。


 パワートレインはターボ車のS-T“GRスポーツ”が、1.2リットル『8NR-FTS』エンジンと、カローラスポーツなどにも採用されている6速インテリジェントマニュアル・トランスミッションの組み合わせとなり、ハイブリッドグレードのS“GRスポーツ”では1.8リットルの『2ZR-FXE』を含むTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システムII)となっている。


 今回のマイナーチェンジで全車にDA(ディスプレイオーディオ)とDCM(専用通信機)が標準装備されたことで、コネクティッドサービスカーとして利便性が向上しただけでなく、万が一のときの安心も提供されることになったC-HR。


 GRスポーツ以外のグレードにも6速マニュアル車が用意された同モデルの価格は236万7000〜299万5000円(税込)。C-HR GRスポーツはターボ車で273万2000円(税込)、ハイブリッド車が309万5000円(税込)だ。

トヨタC-HR(インテリア・コクピット)
マイナーチェンジで内外装が改良されたトヨタC-HR
大開口インテークを備えたトヨタC-HR GRスポーツのフロントマスク
C-HR GRスポーツのインテリア。専用ステアリングやアルミペダルなどが備わる。
トヨタC-HR GR SPORT(エクステリア・フロント&サイド)


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