【阪神】いよいよセCSファイナル開幕!球団OBから指摘される 「広島戦の注意点」「キーマンの存在」とは

2023年10月18日(水)7時0分 ココカラネクスト

阪神の誇るリードオフマンがまずは塁に出られるか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 いよいよセ・リーグのCSファイナルステージ(6試合制・4勝先勝)が10月18日から阪神の本拠地・甲子園で開幕する。今季18年ぶりの優勝を果たし、1勝のアドバンテージを持つ王者・阪神がファーストSを勝ち上がってきた広島相手に本拠地でどんな戦いを見せるのか、注目が高まる。

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 そんなファイナルSの戦いの行方について球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 かつて岡田彰布監督の下で投手コーチも務めた阪神OBの中西清起氏は17日に自身のYouTubeチャンネルを更新。対広島との戦いの行方を占っている。

 まずCSファーストSでDeNA相手に第1戦はサヨナラ、第2戦は勝ち越しで連勝と勝ち上がってきた広島に関しては「非常に勢いのある」と表現。その上で両軍ともに「終盤の用兵の使い方がポイント」になると中西氏は指摘する。

 広島はCSファーストS第1戦、難敵の東克樹攻略のために8回に足のスぺシャリスト、羽月隆太郎が三盗を仕掛け、続く菊池涼介がスクイズを決め、得点に結び付けた。

 また第2戦は6回に末包昇大、8回に田中広輔と代打攻勢もずばりとはまり、DeNAに主導権を渡さなかった。

 こういった戦いの経緯を踏まえた上で中西氏は「短期決戦になると、当たってくだけろじゃないけど、(広島側は)三盗や代打起用はぽんぽんと打ってくると思います」と言及。

 元々足をからめた奇襲攻撃が得意なチームとあって、三盗、重盗、スクイズといったファーストSのような戦い方を仕掛けてくると見る。

 その上で阪神の向き合い方に関しては「奇襲の準備さえしっかりしとけば阻止できる」として、特に捕手の坂本誠志郎がピンチの場面において内野陣への声がけなどナインへ意識づけをしっかりさせることも大事とした。

 ほかにも優勝チームだからといって「余裕を見せない、スキを見せない」こともポイントとし、広島側はシーズンとまるで違う戦い方を仕掛けてくる可能性もあることで、くれぐれも油断しないように求める場面もあった。

 阪神側のキーマンに関して中西氏は近本光司、中野拓夢の1、2番コンビを指名。「シーズン同様のしっかりした活躍ができれば、自分たちの野球ができる」とした。

 投手陣においては「何の心配もない」と中西氏。後輩たちに存分に暴れまくることを期待していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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