2018年のレース・オブ・チャンピオンズはサウジアラビアへ。中東では初の開催
2017年10月21日(土)21時0分 AUTOSPORT web
2017年シーズンの締めくくりとなるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)は、サウジアラビアのリヤドで開催されることが決定した。30年間の歴史上、中東での開催は初めてとなる。
国際モータースポーツカレンダー上での重要なレギュラーイベントであるROCは、様々なカテゴリーのドライバーが集結し、それぞれがトーナメント形式でショートトラックで競い合う。
レース・オブ・チャンピオンズ決定の前に、ふたりのドライバーから構成される8チームが、同じ様式でROCネイションズカップを戦う。
ROCは前回、今年1月にマイアミのマーリンズパークで開催され、決勝戦ではトム・クリステンセンを制したファン・パブロ・モントーヤが優勝。今季の2日間のイベントは、75,000人を収容できるリヤドのファハド国王国際スタジアムで、2018年初めに行われる予定だ。
ROC会長のフレデリック・ジョンソンは以下のように述べた。
「我々の協会はレース・オブ・チャンピオンズを30年間の歴史上、初めて中東地域で開催する。ゼネラルスポーツ・オーソリティ会長のチュルク・アル・シェイク閣下および、セラスポーツ会長のラカン・フセイン博士の協力を得られることを光栄に思っている」
「モータースポーツの中で最も進歩的な特徴を持つROCは、世界の舞台でも近代的なスポーツ市場として名声が高まっているサウジアラビアに、見事に合致したイベントだ」
「サウジアラビアでは2018年から女性が自動車を運転できることになった。リヤドでモータースポーツのイベントを開催するにあたって、祝福に満ちた機会だと感じている」
「ROCは単なるレース以上のものだ。世界のトップドライバーが集結し、家族で楽しめる最高級のエンターテインメントを提供する、真のグローバルコンテストだ」