元イタリア代表FWミッコリ氏に3年6カ月の禁固刑…“マフィア手法”で恐喝か

2017年10月21日(土)17時36分 サッカーキング

記者会見で涙ながらに無罪を主張するミッコリ氏 [写真]=Getty Images

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 元イタリア代表FWファブリツィオ・ミッコリ氏が恐喝の容疑で3年6カ月の禁固刑を言い渡された。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が20日に伝えた。

 裁判所の発表を報じた同紙によると、ユヴェントスやパレルモで活躍したミッコリ氏はマフィアのメンバーであり友人のマウロ・ローリセラ氏にディスコ運営資金に関する12000ユーロ(約160万円)の回収を指示。ローリセラ氏は“マフィア的手法”でこれにあたり、2000ユーロを回収したという。

 3年6カ月の禁固刑という判決が下ったミッコリ氏は涙を浮かべながら無罪を主張。ローリセラ氏がマフィアと繋がっていたことを認知していなかったと弁明した。ミッコリの弁護士も「法の支配を取り戻すため、全力を挙げて無罪を主張する。彼は容疑をかけられたすべてに関与しておらず、控訴の過程でそれを証明していくつもりだ」とコメント。決定を不服として控訴する構えを見せている。

 またマフィア的手法で資金回収を実行した容疑がかけられていたローリセラ氏には禁固10年の求刑がなされていたが、裁判所は暴行のみを認めて執行猶予付き禁固1年の判決を下している。これについてミッコリ氏の弁護士は「矛盾した状況だ。実行犯に対する判決に恐喝が含まれていない一方、指示をしたとされたミッコリには恐喝を認めている」と主張しているようだ。

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