代表帰りの伊東純也、ポスト直撃ミドルに加えて先制弾の起点に…試合はドローで終了

2023年10月23日(月)8時21分 サッカーキング

攻撃陣の中心として躍動した伊東純也 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 リーグ・アン第9節が22日に行われ、スタッド・ランスとトゥールーズが対戦した。

 ここまで4勝1分3敗と悪くないスタートを切ったスタッド・ランスは、前節終了時点で5位につけている。今節はここまで2勝4分2敗と勝ちきれないシーズン序盤戦を過ごすトゥールーズと敵地で激突。スタッド・ランスの伊東純也は先発出場を果たし、日本代表の試合で負傷した中村敬斗はメンバー外となった。

 試合は立ち上がりからスタッド・ランスが良い形でゴールに襲いかかる。9分、自陣からの縦パスを引き出したアミール・リチャードソンが横へ繋ぐと、敵陣中央から伊東がドリブルをスタート。そのまま加速してペナルティエリア右に侵入するも、右足での折り返しは味方に合わなかった。その直後の左コーナーキックを伊東が蹴ると、ファーサイドで待っていたエマニュエル・アグバドゥが頭で合わせたが、ヘディングシュートはゴールライン上でクリアされる。こぼれ球を繋いで今度はユニス・アブデルハミドがオーバーヘッドシュートを狙うも、ここは右ポストに嫌われた。

 勢いに乗ったスタッド・ランスは続く14分、左サイドに流れてボールを受けた伊東がカットインで2人をかわし、ペナルティエリア手前から右足を振り抜く。カーブのかかった一撃にGKは反応できなかったものの、シュートはファーポストに嫌われた。

 37分にはトゥールーズが反撃。ペナルティエリア左へ抜け出したガブリエル・スアソがGKを引き付けて中央へ折り返したものの、ここはアグバドゥにクリアされる。対するスタッド・ランスは45分、ペナルティエリア左でボールを持ったモハメド・ダラミーからの折り返しが相手に当たってゴール方向へ向かったものの、ここもポストに直撃。スタッド・ランスは決定機が3度目のポストに嫌われ、前半はスコアレスで終了した。

 後半に入ると立ち上がりに均衡が破れる。48分、ワンツーで右サイドを破った伊東が深い位置から相手をかわすと、2人目も置き去りにし、中央へ送る。ここは繋がらなかったものの、こぼれ球に反応したアミール・リチャードソンが左足一閃。ダイレクトで放った一撃がゴールネットを揺らし、スタッド・ランスが先手を取った。

 だが、51分にはトゥールーズが反撃へ。敵陣左サイドでルーズボールを拾ったスアソが浮き球のボールを供給すると、抜け出したローガン・コスタがヘディングで逸らし、最後はタイス・ダリンガが頭で押し込む。当初はオフサイドと判定されたものの、VARによって判定が変更。得点が認められ、トゥールーズが早々と試合を振り出しに戻した。

 その後はトゥールーズがゴールに迫るシーンが目立ったものの、これ以上の得点は生まれず、試合は1−1でタイムアップ。伊東はフル出場を果たした。

 次節、スタッド・ランスは28日にロリアンをホームに迎える。一方、トゥールーズは26日にヨーロッパリーグ(EL)のリヴァプール戦を挟み、次節のリーグ・アンでは29日に敵地でモンペリエと対戦する。

【スコア】
トゥールーズ 1−1 スタッド・ランス

【得点者】
0−1 48分 アミール・リチャードソン(スタッド・ランス)
1−1 51分 タイス・ダリンガ(トゥールーズ)

サッカーキング

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