エメリ電撃退任のビジャレアル、元バルサ監督キケ・セティエン氏と合意に近づく

2022年10月25日(火)8時30分 サッカーキング

2020年夏までバルセロナを率いたキケ・セティエン氏 [写真]=Getty Images

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 ビジャレアルは、ウナイ・エメリ監督の退任に伴い、元バルセロナ指揮官のキケ・セティエン氏の招へいに近づいているようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 24日、“イエローサブマリン(ビジャレアルの愛称)”に激震が走った。就任初年度にクラブ史上初タイトルとなるヨーロッパリーグ制覇をもたらし、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4の舞台へと導いたエメリ監督が、シーズン序盤ながら退任し、アストン・ヴィラの監督へと就任することを決断したのだ。移籍市場に詳しい記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アストン・ヴィラはビジャレアルに対して600万ユーロ(約8億8000万円)の契約解除金を支払ったという。

 現在ラ・リーガとヨーロッパカンファレンスリーグの二足の草鞋を履くビジャレアルは、エメリ氏の後任確保に奔走している模様。マルセリーノ・ガルシア・トラル氏の再任や、リーベル・プレートを退任し欧州上陸が噂されるマルセロ・ガジャルド氏などの名前も浮上するなか、クラブは2020年8月にバルセロナを退任して以降フリーとなっている、キケ・セティエン氏の招へいに近づいているという。

 現在64歳のセティエン氏は、スペイン下部リーグのクラブを指揮して実績を積むと、2017−18シーズンから2年間にわたってベティスを指揮。そして2020年1月には、シーズン途中の解任されたエルネスト・バルベルデ氏の後任としてバルセロナの監督に就任した。だがバルセロナでは12年ぶりとなる無冠に終わり、CLでバイエルンに大敗したことが決定打となって半シーズンで解任に。その後はフリーの状態が続いている。

サッカーキング

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