D’station Racingが2019-2020シーズンのアジアン・ル・マンに参戦。バンテージGT3を投入

2019年10月28日(月)16時43分 AUTOSPORT web

 スーパーGTやピレリスーパー耐久シリーズなど、幅広くモータースポーツ活動を行うD’station Racingは10月28日、アジア4カ国を転戦するアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)の2019-2020シーズンにアストンマーティン・バンテージGT3で参戦すると発表した。


 アジアン・ル・マン・シリーズは、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズと同様、ル・マン24時間を頂点とするACO規定のレースのひとつで、LMP2とLMP3、GT3車両で争われるGTという3カテゴリーがある。冬の間に行われるのも特徴で、2019-2020シーズンは上海での開幕戦を皮切りに、オーストラリアのベンド、マレーシアのセパン、そしてタイのチャン・インターナショナル・サーキットと4戦で争われる。


 このAsLMSに参戦することになったD’station Racingは、スーパーGTやスーパー耐久同様にアストンマーティン・バンテージGT3を投入。チームオーナーにして、ジェントルマンドライバーとして飽くなき挑戦を続ける星野敏、そしてスーパーGTに参戦する藤井誠暢が乗り込むほか、アストンマーティン・レーシングの若手ワークスドライバーのロス・ガンが組む。


 チーム体制としては、佐々木主浩総監督の指揮のもと、D’station Racingの日本人スタッフに加え、アストンマーティン・レーシングからエンジニアやメカニックが派遣される充実の体制だ。


 2018-2019シーズンは、日本から参戦したCarGuy Racingがチャンピオンを獲り、ル・マン24時間挑戦も果たしている。D’station Racingがどんな戦いを展開してくれるか、今から大いに楽しみにしたいところだ。


D’station Racing
アジアン・ル・マン・シリーズ参戦体制

カーナンバー:77
マシン:アストンマーティン・バンテージGT3
テクニカルサポート:アストンマーティン・レーシング
チーム総監督:佐々木主浩
AMRエンジニア:グスタボ・サンチェス
ドライバー:星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン

D’station Vantage GT3


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