レーシングポイントのペレス、FIA重量測定の指示に従わず、ピットレーンスタートのペナルティ:F1アメリカGP

2019年11月2日(土)18時37分 AUTOSPORT web

 レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、F1第19戦アメリカGP金曜フリー走行2回目でFIAの車両重量測定の要求に応じなかったため、ペナルティにより決勝をピットレーンからスタートしなければならなくなった。


 スチュワードはFP2の後、ペレスとチーム代表者の話を聞き、証拠を調べた上で、ペナルティを科すことを決めた。ペレスは「重量計測を求められた際に停止せず、走行を続け、ピットストップを行い、タイヤ4輪すべてが交換された」とスチュワードの声明には記されている。


 F1競技規則第29.1条には、停止の要請を受けても応じず、FIAガレージにマシンを戻さない場合、あるいはFIAガレージに戻る前に車両に作業をなされた場合には、レーススタートをピットレーンから行うよう求められると、定められている。


 この規則により、ペレスは日曜の決勝をピットレーンからスタートすることが決まった。


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