【大学野球】法大・大島公一監督が涙「校歌をグラウンドで聞ける幸せを感じました」“血の法明戦”は意地がぶつかる好ゲームに

2024年11月4日(月)19時12分 スポーツ報知

明大戦後の会見で涙をぬぐう法大・大島公一監督(カメラ・加藤 弘士)

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◆東京六大学野球秋季リーグ戦第8週第1日▽明大6−4法大(4日・神宮)

 3位が既に確定した法大は、手に汗握る競り合いの中、惜しくも逆転負けを喫した。6勝6敗2分けの勝ち点3で、今季最終戦を終えた。

 試合後、両校応援団のエール交換を聞き入った元オリックス内野手の大島公一監督(57)は涙を流し、感無量の表情を浮かべた。

 「きょうの試合が終わった後のセレモニーに感激してしまって。明治さんと法政と、みんなが応援してくれて…。六大学のすごさを感じました。校歌をグラウンドで聞ける幸せ、こういうところで野球ができる幸せを感じました。すごい経験をぜひ今後に生かしてもらいたい」。言葉に詰まり、涙をぬぐいながら、学生たちとの尊い時間を振り返った。

 花巻東(岩手)出身の1年生・熊谷陸外野手が打率4割7分1厘で首位打者を“当確”とするなど、新戦力の台頭もあった。主将の吉安遼哉捕手(4年=大阪桐蔭)は「順位が決まった中での“血の法明戦”だったが、闘う姿は後輩に見せられたかなと思います。1、2、3年生はすごくいい経験をしていると思う。この経験を来年に生かして、優勝してほしい」とV奪回を後輩に託し、青春を燃やした神宮を後にした。(加藤 弘士)

スポーツ報知

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