NSX-GTからシビック・タイプR-GTへ。NSXのGT500ラストランを記念し第8戦もてぎでデモラン
2023年11月5日(日)11時2分 AUTOSPORT web

11月5日、スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝日を迎えた栃木県のモビリティリゾートもてぎで、レースを前にホンダNSX-GTラストランを記念したイベント『THE FIRST CHAMPION 〜NSX-GTの原点〜』が行われ、2000年チャンピオンカーのカストロール無限NSX、そして2024年からGT500クラスに参戦するホンダ・シビック・タイプR-GTがそろってデモランした。
ホンダは2024年から、GT500クラス参戦車両をこれまでのNSX-GTからシビック・タイプR-GTに変更することから、今回のスーパーGT第8戦もてぎはNSX-GTにとってのラストランとなる。そんな第8戦もてぎの決勝日、『THE FIRST CHAMPION 〜NSX-GTの原点〜』と題したイベントが行われた。
決勝日ピットウォーク終了後、ピットから登場したのは、2000年チャンピオンカーのカストロール無限NSX。NSXのGT500クラスの挑戦で初めてのタイトルをもたらした記念すべき車両で、その年の王者である道上龍が乗り込んだ。
そしてそれに続いて登場したのは、岡山国際サーキットでシェイクダウンされて以来、そしてファンの前には初めての登場となったホンダ・シビック・タイプR-GTだ。カーボンブラックにHRCのロゴがつけられ登場したシビック・タイプR-GTには、野尻智紀が乗り込んだ。
2台はそろってモビリティリゾートもてぎを1周すると、メインストレートで待ち受けた2023年参戦車両の5台のホンダNSX-GTとともに写真に収まり、ホンダのGT500車両の過去、現在、未来がともにそろう姿を集まったファンに印象づけた。