フル出場の長谷部、地元紙は奮起を期待「彼の実力を考えると…」

2017年11月6日(月)20時22分 サッカーキング

ブレーメン戦でフル出場を果たした長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ第11節が3日から5日にかけて各地で行われ、日本代表FW武藤嘉紀の所属するマインツはボルシアMGとのアウェイゲームで1点リードを守り切れず、1−1で引き分けた。武藤はフル出場を果たしたものの無得点。地元紙『Allgemeine Zeitung』は、武藤が相手DFを苦しめる動きに徹していたものの、シュートチャンスは巡ってこなかったことを伝え、「3」の平均点をつけた(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。

 日本代表MF長谷部誠とFW鎌田大地のフランクフルトはブレーメンとのホームゲームで、終了間際のゴールで2−1と競り勝った。ひざの負傷で公式戦2試合を欠場していた長谷部は先発復帰を果たし、ボランチでフル出場した。鎌田は出場機会がなかった。

 本職のポジションを務めた長谷部に対し、地元紙は「彼の実力を考えたら物足りない」と、期待値が高いゆえの注文をつけている。

 そして日本代表FW大迫勇也のケルンは、ホームでホッフェンハイムに0−3の完敗。開幕11試合勝ちなしで、2分け9敗の勝ち点「2」で最下位に沈んでいる。

 フル出場した大迫はハーフタイム直前にシュートを放ったが、右ポストに阻まれて無得点に終わった。見せ場がシュートシーン1回のみにとどまるなど精彩を欠いたことから、地元紙は揃って「4」の低い点数をつけている。

 選手の採点と寸評は以下の通り。

■武藤嘉紀
対ボルシアMG(1−1△)フル出場
『Allgemeine Zeitung』
採点:「3」
寸評:「運動量とボルシアMGのDFを消耗させたことは敢闘賞に値する。マインツ攻撃陣の先頭に立っていたが、チャンスは回ってこなかった」

■長谷部誠
対ブレーメン(2−1〇)フル出場
『Frankfurter Rundschau』
採点:「So lala(=まあまあ/4点相当)」
寸評:「DFラインの前で多くのボールを奪い取ったが、全体的に存在感を発揮できず、プレーのレベルも十分ではなかった。彼の実力を考えたら、あまりにも物足りない」

■大迫勇也
対ホッフェンハイム(0−3●)フル出場
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:「4」
寸評:「ハーフタイム直前のポストを直撃する強烈なシュートまでは精彩を欠いていた。このシュートの後は再び消えていった」

『EXPRESS』
採点:「4」
寸評:「41分にポスト直撃のシュートを放って仕事をしている姿を見せたが、その後はすぐに勢いを失っていった」

サッカーキング

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