元イタリア代表MFピルロが現役引退「選手としての旅も終わりを迎えた」

2017年11月7日(火)1時18分 サッカーキング

ピルロが現役引退を表明した [写真]=Corbis via Getty Images

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 ニューヨーク・シティFCの元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが5日、自身のTwitterで現役引退を表明した。

 NYシティは同日、年間チャンピオンを決めるMLS(メジャーリーグ・サッカー)カップのプレーオフ準決勝セカンドレグでコロンバス・クルーに2−0で勝利したものの、2試合合計では3−4で敗退となり、シーズン終了を迎えた。

 今シーズン限りでNYシティ退団を明言していたピルロは、試合後に自身のTwitterにコメントを掲載し、現役引退を表明した。

「MLSでのラストマッチを終えた。NYシティでの時間も終えるため、少し言葉を残したい。この素晴らしい街で、優しさとサポートを示してくれたみんなに感謝したい。素晴らしいサポーターや、コーチングスタッフの方々、裏方の人たち、そしてチームメイトにありがとうと言いたい。NYでの冒険だけではなく、サッカー選手としての旅も終わりを迎えた」

「だからこそ、この機会に、常にサポートと愛情をくれた家族や子どもたち、プレーする名誉を与えてくれた全てのチーム、一緒にプレーすることに喜びを感じていた全てのチームメイト、僕のキャリアを素晴らしいものにしてくれた人々、そしていつもサポートしてくれた世界中のファンに感謝したい。今後も君たちは僕の味方であり、僕の心の中にいるよ」

 現在38歳のピルロは、1995年に地元ブレシアでプロデビューを飾り、その後、インテル、レッジーナなどでプレーし、2001年にミランへ移籍。当時チームを率いていたカルロ・アンチェロッティ監督の下、2002−03シーズンにチャンピオンズリーグを制覇。翌03−04シーズンにはセリエA優勝も経験した。

 2011年夏にユヴェントスへ移籍すると、初年度からチームのセリエA優勝に大きく貢献。4年間で4連覇を達成したチームの中心選手として君臨し続けた。2015年夏にNYシティへ移籍し、3シーズンで62試合出場1ゴールをマークした。また、イタリア代表としては通算116試合に出場し、13ゴールを記録。2006年にドイツ・ワールドカップ優勝も果たした。

サッカーキング

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