全日本ラリー:プジョー・シトロエン・ジャポン 2017年第9戦新城 ラリーレポート

2017年11月8日(水)18時47分 AUTOSPORT web

プジョー208 GTi、全日本ラリー選手権第9戦でクラス2位を獲得


〜集大成のラリーを堅実に走り切り表彰台を獲得〜


 プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社が販売するプジョー208 GTiが、2017年全日本ラリー選手権第9戦「新城ラリー2017」に参戦。第5戦モントレー2017 in 嬬恋以来の参戦となった柳澤宏至選手は、終始安定したペースで走り切り、
JN5クラス2位で表彰台を獲得しました。
 
 最終戦となる第9戦は、愛知県新城市周辺のターマック路(舗装路)を舞台に開催されました。第7戦のラリー北海道で、208 R2がダメージを負ってしまったため、ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームは2015年の全日本ラリー選手権に出場していた208 GTiで
JN5クラスにエントリー。
 
 柳澤選手はパワーで勝るライバルを相手に、確実なドライビングで対抗。曲がりくねった路面に多くのドライバーが苦しむなか、初日をクラス4番手で終え、最終日に順位をふたつ上げて2位表彰台を獲得しました。
 


プジョー208 GTiドライバーのコメント


柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)
JN5クラス2位
「厳しい場面もありましたが、最終日にライバル選手がミスしたこともあり、2位まで順位を上げることができました。プジョー208 GTiは2015年まで使っていたマシンということもあり、何も心配することなく運転できました」


「スタートの段階でセッティングがしっかり決まっていたので、最初から攻めることができた点も大きいですね。208 GTiはターボならではの太いトルクがあり、滑りやすい林道などでも回転数を落とすことなく走ることができます」


「さらにボディ剛性も非常に高く、コーナーが続く場所でも安心感がありますね。ラリーのように厳しい環境では、このしっかり感がアドバンテージになると、あらためて感じました」


全日本ラリー選手権第9戦新城ラリー リザルト


クラス順位/ドライバー・コドライバー/車両/合計タイム
JN5/1位小濱勇希・馬場雄一/シトロエンDS3 R3-MAX/1:10’56.4
JN5/2位柳澤宏至・加勢直毅/プジョー208 GTi/1:12’33.7
JN5/3位眞貝知志・安藤裕一/アバルト500ラリーR3T/1:12’38.8
JN5/4位大橋逸夫・松本優一/MINIジョン・クーパー・ワークス/1:15’50.9
JN5/5位竹岡圭・佐竹尚子/アバルト500ラリーR3T/1:29’19.5

柳澤宏至(左)、加勢直毅(右)


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