アロンソがトヨタからWECルーキーテストに参加か。シート合わせでファクトリー訪問との報道

2017年11月8日(水)8時12分 AUTOSPORT web

 ル・マン24時間レースへの出場を目指すフェルナンド・アロンソが、ドイツ ケルンに位置するトヨタ・モータースポーツ(TMG)を訪問し、今月開催されるWEC世界耐久選手権ルーキーテストに参加するための話し合いを行っていると報じられた。


 Dailysportscarは、アロンソが6日、TMGをシート合わせのために訪れたという情報を得たと報じた。問い合わせに対してTMGからは「その推測に対してコメントはしない」という返答しか得られなかったということだ。


 アロンソは、F1モナコGP、ル・マン24時間、インディ500という世界三大レースを制するという夢を持っており、今年はインディ500に初挑戦した。2018年1月にはデイトナ24時間に参戦することがすでに決まっており、これはル・マン24時間挑戦への準備の一環であると考えられている。


 2018年のマクラーレンとの契約では、F1グランプリと日程が重ならない場合は他カテゴリーのレースに出場することが許されているものとみられ、その点で、アロンソが来年ル・マン24時間に参戦することは可能だ。   


 2017年限りでポルシェがWECのワークス活動を終了するため、来シーズンからLMP1クラスでワークス参戦するのはトヨタ1社のみになるとみられているが、トヨタは来季以降の活動について明言はしていない。


 WECは第9戦バーレーン後の11月19日ににルーキーテストを開催、トヨタTS050ハイブリッドにはフランス出身の19歳、トーマス・ローランが乗り込むことがすでに発表されている。 


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