解任のウェストハム前指揮官、元教え子たちに電話…反省点を確認
2017年11月8日(水)13時58分 サッカーキング
ビリッチ前監督は2015−16シーズンからウェストハムの指揮を執り、就任3年目を迎えていた。しかし今シーズンはプレミアリーグ第11節を終えた時点で2勝3分け6敗。2部降格圏内の18位に低迷し、今月6日に解任が発表された。
報道によると、ビリッチ前監督は失敗の原因を探るために、かつての教え子たちに電話をかけたとのこと。選手たちも遠慮することなく、「選手たちへの厳しさが足りなかったのではないか」という意見を伝えたようだ。“ぬるさ”の代表例としては、練習に遅刻してもさほど槍玉に挙がらない、罰金処分すら科されないというような、タイムキーピングの甘さが挙げられたという。
また最近では、練習の質やインテンシティの低下も不安視されていたというビリッチ前監督。とはいえ、ほとんどの選手から人柄を好まれていたようだ。選手たちは最後まで、指揮官の窮地を救うために準備をしていたという。
解任後は「しばらくは家族との時間を大切にしたい」と話していたビリッチ前監督だが、すでに今回の反省を次に活かすための準備に取り掛かっていたようだ。
(記事/Footmedia)