10人のバルサ、ハフィーニャ弾でオサスナに劇的勝利!…“現役最終戦”のピケはベンチで退場

2022年11月9日(水)7時41分 サッカーキング

劇的な決勝ゴールを決めたハフィーニャ [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第14節が8日に行われ、オサスナとバルセロナが対戦した。

 リーグ戦では4試合連続でクリーンシートでの勝利を達成し、7日にレアル・マドリードが敗れたことで首位に浮上したバルセロナ。この日はアンドレアス・クリステンセンがケガから先発に復帰し、前節カンプ・ノウでのラストマッチを終えたジェラール・ピケは、現役最終戦となるこの日、ベンチスタートとなった。

 しかし、まず良い形でゲームに入ったのは、現在5位と好調なスタートを切っているオサスナだった。6分、CKにダビド・ガルシアがヘディングで合わせると、ボールは混戦の間を抜けてそのままゴールへ。立ち上がりの勢いのまま、ホームチームが幸先よく先制する。

 すると、反撃したいバルセロナにアクシデントが起こる。30分、ルーズボールに対して競り合ったロベルト・レヴァンドフスキがこの試合で2枚目のイエローカードをもらい退場に。残り約60分間をエース抜きで戦うこととなる。45+1分には、ジョルディ・アルバのクロスにフェラン・トーレスが合わせてゴールを揺らすも、オフサイドの判定で同点弾とはならない。

 バルセロナは1点ビハインドで前半を終えると、ハーフタイムにはさらなるアクシデントが。審判に執拗に抗議したベンチのピケが一発退場を命じられ、“現役ラストマッチ”を思わぬ形で終えることとなった。

 しかし数的不利で後半を迎えたバルセロナは48分、J・アルバのクロスに再びF・トーレスが飛び込むと、こぼれ球をペドリがシュート。丁寧にニアのコースを突き、試合を振り出しに戻す。その後は一進一退の攻防が続くと、バルセロナは終盤に近づくにつれ、ガビ、アンス・ファティ、ハフィーニャを立て続けに投入する。

 すると迎えた85分、CBに入ったフレンキー・デ・ヨングがDFラインの裏へ見事なフィードを送ると、絶妙なタイミングで走り込んだのは途中出場のハフィーニャ。背後からのボールに頭で合わせ、ボールはGKの頭上を超えてゴールネットへ吸い込まれた。采配が的中した10人のバルサが逆転ゴールを奪う。

 試合はこのまま終了。数的不利の中で逆転勝利を収めたバルセロナは、ワールドカップによる中断期間を首位で折り返すことに成功した。一方、数的優位を生かせなかったオサスナは、5試合ぶりの敗戦となった。

 次節はW杯の中断期間後、オサスナは12月31日にアウェイでレアル・ソシエダと、バルセロナは同日にホームでエスパニョールと対戦する。

【スコア】
オサスナ 1−2 バルセロナ

【得点者】
1−0 6分 ダビド・ガルシア(オサスナ)
1−1 48分 ペドリ(バルセロナ)
1−2 85分 ハフィーニャ(バルセロナ)

サッカーキング

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