スーパーGT×DTM特別交流戦のエントリーリスト発表! 全22台の顔ぶれがそろう

　11月11日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは11月23〜24日に富士スピードウェイで開催される『AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT X DTM 特別交流戦』のエントリーリストを発表した。GT500から15台、DTMから7台が参戦する『ドリームレース』の顔ぶれがそろった。

　長年車両規定統一にむけて交渉を続けてきたスーパーGT GT500クラスと、DTMドイツ・ツーリングカー選手権。今季はDTMで2リッター直4直噴ターボエンジンが採用され、まだ両シリーズに細かな差はあるとはいえ、ついにともにレースを戦える土俵が整ったことから、10月にはDTM最終戦ホッケンハイムにGT500車両が3台参戦。11月にはドイツから7台のDTMマシンが参戦し、『ドリームレース』と銘打たれたスーパーGT×DTM特別交流戦が富士で開催される。

　すでにBMW、アウディの2メーカーから参戦する7台の顔ぶれは発表されているが、それをまじえた22台のエントリーリストが公開された。まずDTM勢では、BMWはすでに告知されているとおり3台が参戦。小林可夢偉は00号車を、アレックス・ザナルディは4号車を、マルコ・ウィットマンはDTMと同じく11号車を駆る。可夢偉の00号車は鈴鹿10時間でもつけている番号で馴染みが深い。

　一方アウディ勢は、DTM王者レネ・ラストがおなじみの33番で参戦。マイク・ロッケンフェラー、そして日本に馴染みの深いロイック・デュバルもいつもどおりのDTMでの番号だ。また、WRTとHitotsuyama Racingのコラボレーションというかたちで参戦するWRT Hitotsuyama Team Audi Sportのブノワ・トレルイエは、Hitotsuyamaのエースナンバーの21をつける。

　GT500マシンは、シリーズ戦同様の15台が参戦するが、土日で同じドライバーが参戦するのが2台。ジェンソン・バトンがバハ1000に参戦するため、RAYBRIG NSX-GTは山本尚貴が土日とも、ベルトラン・バゲットがインターコンチネンタルGTチャレンジのキャラミ9時間に参戦することから、KEIHIN NSX-GTは塚越広大が土日とも参戦する。

　DTMホッケンハイムでは、装着するハンコックタイヤに苦戦したGT500勢だが、そのデータは3チームがそれぞれ持ち帰っているはず。また、走行時間も増やされているため、DTM勢とどんな戦いをみせてくれるか楽しみなところだ。そして何より、DTMとGT500がともにレースを戦うという歴史的シーンをその目に焼き付けよう。

AUTOBACS 45th Anniversary presents
SUPER GT X DTM 特別交流戦　エントリーリスト