2021年最終戦でポールスタートのマルティン「ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得することが重要」/MotoGP第18戦バレンシアGP

2021年11月14日(日)8時40分 AUTOSPORT web

 MotoGP第18戦バレンシアGPの予選がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が会見に出席。予選日を振り返り、最終戦決勝レースへの展望を語った。
 


■ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)/予選:ポールポジション


「とてもいいラップだった。フリー走行3回目から自信があったんだ。何度かミスをしてしまったけれど、それでもトップに近かった。フリー走行4回目でハードタイヤを履いてみたら、少し変な感じだった。明日どのタイヤを使うかはわからない」


「予選ではいつものように、かなりリスクを冒したよ。このサーキットのレイアウトは変わってるし、グリップもすごくいいわけじゃないから、タイムを出すのは楽じゃない。毎周、どのコーナーでも危険を冒した。でも最終的には(ポールポジションを獲得できる)ラップができたから、とてもうれしい」


「彼ら二人(フランセスコ・バニャイアとジャック・ミラー)はもちろんすごく強い。でも、明日大事なのはもちろん、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得すること。(ルーキー・オブ・ザ・イヤーでランキングトップの)エネア(・バスティアニーニ)の前でフィニッシュすることが大事だ。フィニッシュまでいければ、前でレースを終えられると思う。僕たちは強いからね」


「表彰台争いができると思う。ドゥカティのファクトリーライダーはとても強いだろうし、(アレックス・)リンスや(ジョアン・)ミル、(ヨハン・)ザルコも接近してくるだろう。ただ、とてもいいペースがあると思うから、戦う準備はできているよ」


■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:2番手


「ここ数年は(バレンシアで)結果が出ていなくて、続いているのは2コーナーでの転倒だけなんだよね。今日のポールポジションにはホルヘがふさわしいと思う。セクター4ですばらしかった」


「でも、とてもいい感じだよ。僕も満足はしている。フリー走行4回目ではとてもよかった。明日のレースでは、いいレースができると思う」


「グリッドに(ドゥカティの)バイクが多いのはラッキーなことだ。みんなが異なるタイヤで周回を重ねられる。ジャックはハードタイヤでかなり走って、僕はソフトタイヤ。でも、選択は同じだろう。ミディアムタイヤになると思う。ソフトも悪くないけれど、僕としてはミディアムタイヤの方がいい。1週間以上、ユーズドタイヤでこの部分について取り組んできて、それが自信になっている」


■ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:3番手


「できることはすべてやった。それは確かだよ。(予選で)1セット目のタイヤでは気持ちよく走ることができた。それから2セット目のタイヤでは、最初の2ラップで失敗してしまったんだ。セクター1がうまくいかなかった」


「最後のアタックではうまくいっていたんだけど、ペッコ(※フランセスコ・バニャイアの愛称)の転倒によるイエローフラッグが見えた。タイムを出すのが難しいのはわかっていたんだけど、(最後のラップは)自分のために攻めていたんだ。9コーナーでかなりスライドしてしまい、11コーナーに入るのにワイドになってしまった。でもその時点で、今季の最後の予選だ、今年最後のフルアタックだと考えていたから、100パーセントで走って、転倒したというわけ」


「全体的にはいい日だったよ。ペースもよかった。ペッコが言ったように一生懸命にトライしていたし。僕はロングランがしたかったから、(フリー走行4回目で)18周のロングランをした。予定通りハードタイヤで走ったけれど、あまりよくはなかったな。だから、明日はミディアムタイヤになると思う。でも、明日のレースに向けていい感じだよ」


「チームのチャンピオンシップについては考えている。でも、僕たちは(最終戦の)バレンシアにいる。チャレンジしたい。ペッコは今季、3勝している。マルク(・マルケス)も3勝している。(あと1勝して)僕もその仲間入りがしたいと思っているよ」

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