スーパーフォーミュラ・ライツ:第11戦オートポリスは“多忙”の宮田莉朋が今季8勝目

2020年11月15日(日)14時17分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は11月15日、大分県日田市のオートポリスで第11戦の決勝レースが14周で行われ、ポールポジションスタートの宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)が今季8勝目を飾った。


 8時25分から行われた第9戦から4時間のインターバルで迎えたスーパーフォーミュラ・ライツ第11戦の決勝。第10戦でクラッチトラブルに見舞われた石坂瑞樹(B-MAX ENGINEERING)もグリッドにつき、13時05分からフォーメーションラップが行われた。


 11月14日に行われた第9戦の結果で決まったグリッドから迎えたスタートでは、宮田が好発進。第9戦で抜群のスタートを決めた阪口も、スーパーフォーミュラ後の路面の変化があったようで今回は及ばず、2番手で1コーナーへ。名取が阪口の順位をうかがうもオーバーテイクはならず、宮田、阪口、名取というトップ3で1周目を終えた。


 一方その後方では、前日のトラブルで最後尾スタートを強いられた小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)が1周目から大きく順位を上げ、2周目には4番手に浮上。また、スタートではDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が大きく順位を上げていたが、5周目にはルッカ・アレン(Albirex-RT)、石坂の先行を許してしまった。


 第9戦ではファステストラップが獲れなかった宮田は、2周目に早くも1分37秒797というファステストラップをマークし、阪口とのギャップを開いていく。一方3番手の名取の後方には、終盤小高が接近。ただ、名取は最後までポジションを譲らずチェッカーを受けることになった。


 トップの宮田はそのままチェッカーを受け、オートポリス大会で2勝。阪口が2位、名取が3位と順位の違いこそあれど、オートポリス大会は表彰台が3レースともに同じ顔ぶれとなった。小高は2戦連続の4位、河野は5位となった。一方アレンは10周目にストップを喫し、6位は石坂という結果となった。なお表彰式後、宮田は走ってピットに戻り、スーパーフォーミュラに乗り込んでいる。


 マスタークラスは、ファイナルラップに入山翔(Albirex-RT)にかわされたもののDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が8位でチェッカーを受け、連勝を7に伸ばした。


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第11戦オートポリス 決勝結果


(編集部集計)


















































































































PosNoClsDriverCarEngineLapsGrid
136宮田莉朋カローラ中京 Kuo TOM’S 320トヨタ-トムスTAZ31141
250阪口晴南Buzz Racing with B-MAXスピースA41142
32名取鉄平TODA FIGHTEX戸田TR-F301143
437小高一斗カローラ中京 Kuo TOM’S 320トヨタ-トムスTAZ311410
535河野駿佑RSFINE K&N 320トヨタ-トムスTAZ31144
613石坂瑞樹B-MAX ENGINEERINGスピースA41145
75入山翔Albirex-RT東名TB14F3 2020147
830MDRAGONTEAM DRAGON SFLスピースA41148
910M植田正幸Rnsports320スピースA41149
103L.アレンAlbirex-RT東名TB14F3 202096


天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320) 1’37.797 2/14

宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)
名取鉄平(TODA FIGHTEX)
小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)
スーパーフォーミュラ・ライツ第11戦 表彰台
スーパーフォーミュラ・ライツ第11戦のレース後、走ってピットに戻る宮田莉朋

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