2006年生まれのFWがルーマニア代表デビュー…欧州の公式戦で最年少出場
2021年11月15日(月)23時54分 サッカーキング
2006年2月23日生まれのサリは、14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループJ第10節リヒテンシュタイン代表戦(○2−0)で82分から途中出場。15歳と264日でA代表デビューを飾り、欧州史上最年少でA代表の公式試合に出場した選手となった。なお、国際親善試合も含めれば、MFマルティン・ウーデゴーアが2014年8月27日に15歳と253日でのノルウェー代表デビューを飾っている。
サリはカナダのトロント出身。2017年から2018年にかけてはバルセロナの下部組織でトライアウトに参加していたこともある。しかし、未成年者の登録に関するFIFAの規定が足かせとなり、バルセロナとは正式な契約を結ばず。その後、ルーマニアの英雄であるゲオルゲ・ハジ氏の目に止まり、同氏が設立した母国のアカデミーに入団した。
サリは今年8月、ハジ氏がオーナー兼監督を務めるFCVファルル・コンスタンツァでデビューを飾った。ここまでルーマニア1部リーグの8試合に出場している。9月には圧巻の個人技から初ゴールを決め、リーグ史上最年少の得点記録を樹立していた。
【動画】代表デビューの15歳、9月に決めた衝撃のリーグ戦初ゴール