得意のドリブルで攻撃を活性化! 逆転勝利に貢献した三笘薫「意図的にプレーしていました」

2022年11月24日(木)8時49分 サッカーキング

途中出場で攻撃を活性化させた三笘薫 [写真]=Getty Images

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 日本代表FW三笘薫(ブライトン/イングランド)が、23日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節のドイツ戦を振り返った。

 前半はW杯で過去4度の優勝経験を誇るドイツ代表に圧倒され、33分にPKで先制を許した日本代表。しかし、システム変更と選手交代が奏功し、75分に途中出場の堂安律が同点弾をマーク。83分にはこちらも途中出場の浅野拓磨が勝ち越しゴールをもぎ取り、2−1での逆転勝利を飾った。

 57分に長友佑都(FC東京)との交代でピッチに立った三笘。得意のドリブルでチームの攻撃を活性化させ、75分の同点ゴールのシーンでは、敵陣左サイドでの仕掛けからボックス内の南野拓実(モナコ/フランス)に絶妙なパスを供給。堂安のゴールの起点となった。

 W杯デビューを飾った三笘は「雰囲気がちょっと慣れないところがありました。ファーストプレーのところは慎重に行かないと自分も流されるなと思ったので、自分と会話しながら入ってました」と出場時の心境を明かしつつ、自身のプレーについては次のように振り返っている。

「ウイングバック(WB)で入りましたけど、まずは失点しないことが大事なので、中を締めつつボールを持ったらカウンターで出て行くのは意識していましたし、高い位置をとることで相手を引き付けて後ろのスペースを作ろうと思っていました。意図的にウイング(WG)ぐらいの立ち位置をとって、後ろのスペースを作ることと、自分達の流れに持っていくことは考えていました」

「自分がボールを持つことで相手の視線も集中しますし、その分、周りの動き出しやすさは作れたとは思うので、そこは良かったと思います。時間を作ることで、前半から出ている仲間も休めるので。しっかりと準備する意味でも意図的にプレーしていました」

 自身が関与した同点ゴールのシーンについては「(対峙した)ニクラス・ズーレ選手の最初の対応を見て、縦を警戒するのは分かっていました。次も縦を切ってましたし、中に食いついてくる瞬間にギャップができたので」と振り返りつつ「拓実君(南野)が素晴らしい動きをして、その後は僕の力ではないですし、拓実君のシュートの可能性を信じて(堂安)律も中に入っていました。チームとしての結果だと思います」とチームメイトを称えた。

 次戦に向けては「次の試合に勝つか負けるかでガラッと変わってしまう。この流れをうまく持っていけたら3戦目(スペイン戦)も余裕が出てくると思いますし、ベスト16にも繋がる試合だと感じます。それだけ次の1試合は意味がある。僕自身も徐々にコンディションを上げていきたいです」と意気込みを示した。


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