最初のガン治療から1年後に…マンチェスター・Uの19歳DF 、ELでトップ初招集

2019年11月27日(水)14時4分 サッカーキング

ガンから復活したマックス・テイラー [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Uが26日、28日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第5節アスタナ戦に臨む遠征メンバーの18名を発表。U−23チームに所属する19歳のイングランド人DFマックス・テイラーが、トップチームに初招集された。

 地元マンチェスター出身のテイラーは、2014年にマンチェスター・Uのアカデミーに加入。しかし、昨シーズン初頭に精巣ガンが発覚し、昨年11月から化学療法による治療に努めていた。ガンは無事にすべて除去され、同選手は今年9月から練習に復帰。10月に行われたU−23チームの試合で、途中出場から実戦復帰を果たした。

 テイラーはマンチェスター・Uの公式サイトを通じて次のようにコメント。憧れのファーストチームに帯同する喜びを語った。

「去年の同時期は、化学療法を受けた最初の数週間だった。1年後にファーストチームと一緒に遠征することになるとは思わなかったよ。(試合の行われる)環境がどのようなものであるかは関係ない。そこにいるだけで感無量だ。マンチェスター・Uのファーストチームの一員になるということ、それは物心がついた時から僕の夢だった」

 すでにELのノックアウトステージ進出を決めているマンチェスター・Uは、アスタナ戦のメンバーに20歳未満の選手を14名招集。テイラーを含む10選手がファーストチーム初招集となっている。

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