「オオタニはゴールラインに進んでいる」大谷翔平のFA去就に米識者が見解 間もなく「天文学的ギャランティ」で決着へ

2023年12月3日(日)16時30分 ココカラネクスト

大谷がどの球団を新天地に選ぶにせよ、かつてない大型契約になるのは間違いないだろう(C)Getty Images

 12月を迎え、いよいよメジャーリーグのオフシーズンが大きな動きをみせるようだ。

 現地時間12月1日(日本時間2日)、スポーツ専門局『ESPN』では、「ウィンターミーティングプレビュー」と銘打ったトピックを配信。同サイトのジェフ・パッサン氏による、ここからのオフシーズン動向の予想が綴っている。

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 毎年12月上旬に開催されるウィンターミーティングは、MLBの30球団の監督やGMなどが一堂に会し、来季以降のリーグ運営などについて話し合いが行われる他、各選手の移籍、トレードの直接交渉の場ともなる、オフシーズンの主要イベント。今年は今月4日からスタートするウィンターミーティングを前に、パッサン氏は「3つの取引がこの冬の方向性を決める」と主張。

 挙げられている「取引」の対象となる選手とは、オリックスからポスティングでMLB移籍をめざしている山本由伸、パドレスからトレード移籍が噂されているフアン・ソト、そしてエンゼルスからFAとなった大谷翔平だ。

 その中でも、やはり焦点となるのが「二刀流スター」の去就だ。米国内ではウィンターミーティングが近づくにつれ、大谷のFA動向が決着を迎えるとも囁かれる中、当の本人は沈黙を続けている。

 それでも、パッサン氏によると「オオタニはゴールラインに向かって勢いよく進んでいる」と見通しており、「ショウヘイ・オオタニの争奪戦は、天文学的かつ記録的なギャランティでまもなく決着するだろう」と指摘。さらに、他の関係者の言葉も交えながら、今オフに結ばれる大谷の契約内容を次のように述べている。

「最終的に契約に合意すれば、その額は5億ドルをはるかに超えるだろう、と情報筋は語っている。ある情報筋は、大谷は少なくとも5億5000万ドルで契約を結ぶだろうと語った。別の関係者は、入札額は6億ドルに達する可能性があると語った」

 また、「ドジャース、カブス、ブルージェイズ、エンゼルスがまだ入札中であることが情報筋によって確認されている。ジャイアンツは以前からオオタニに好意を寄せているが、この争奪戦での立ち位置は不明である」として、現在も大谷獲得を望む球団が絞り込まれていると説明。

 さらに、大谷の去就決定により、今オフにおけるその他の選手の契約にも影響を及ぼすとして、「ポジションプレーヤー市場が一気に活性化することが期待される」と見解を示している。

 今季も球界を大いに盛り上げてきた大谷が、どの球団と契約を交わすことになってもその決断が注目を集めることは明らか。そして、大谷の意思が明確となったその瞬間から、オフの米球界は激しく動きだすことになるようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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