スーパーフォーミュラ・ライツ:第12戦・第13戦とも阪口晴南がポールポジションを獲得
2020年12月5日(土)9時8分 AUTOSPORT web
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦・第13戦の公式予選が12月5日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が1分49秒046をマーク。セカンドベストもトップで、第12戦・第13戦ともポールポジションを獲得した。
鈴鹿、富士と2020年シーズンも残り2ラウンドとなった全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権。晴天のもと12月3日から行われた2日間4セッションの専有走行では、この大会も宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)と阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がトップを争う展開となっていたが、一方で名取鉄平(TODA FIGHTEX)や小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)、畑享志(A-NeKT with B-MAX)などエンジントラブルが起きている。
迎えた12月5日は、8時15分から30分間の公式予選が行われた。まずは宮田と小高からコースインし、冷え込みのなかウォームアップを行っていき、宮田が5周目に1分49秒957をマークしトップに躍り出る。これに小高、河野駿佑(RS FINE K&N 320)が続いていった。
一方、阪口は今回も他車とはタイミングをずらしてコースインし、まずは一度目のアタックを展開。4周目にはしっかりとタイムをまとめ、1分49秒799をマーク。これで阪口がトップに浮上し、宮田、小高と続くトップ3となり各車は一度ピットに戻った。
予選も残り12分を切ると、各車がふたたびニュータイヤを履きコースイン。アタックに入っていくが、ここで小高が1分49秒290を、宮田が1分49秒199をマーク。しかし阪口がこれを上回り、1分49秒046を記録し、第12戦のポールポジションを決めてみせた。
トップ3は阪口、宮田、小高というメンバーで、4番手には河野がつけた。第13戦も同様のトップ4となっているが、小高は専有走行でのエンジントラブルがどう影響するかによってグリッド変動がある可能性はありそうだ。